「写真展 御苗場 Vol.20横浜」閉幕!!
今年はTokyo Institute of Photographyとしても初めてブースを出展しました。
たくさんのご来場ありがとうございました。残念ながら今回来れなかった方もぜひ次の機会に。次回の関西でブースを持つかはわかりませんが、普段の京橋にある施設から外に出て多くの方とお話できたのは良い機会だったと思います。
御苗場も20回めともなり、また場所も過去に開催したこともあるところに規模を拡大して戻ってくるという感慨深いものもあり、非常に熱気と喧騒が舞った素晴らしい4日間だったと思います。
今回、T.I.Pでは日々の活動内容やスペース紹介とともに、そもそも私たちが掲げている「写真の未来を語り、交流する場所の創造」というコンセプトを体現するために、来場される方も参加していただければと思い趣向を凝らしてみました。
それがこちら。
写真を撮り忘れそうになって、搬出直前・・
参加型アート作品、
「Before I die」プロジェクトです。
こちらのプロジェクトは、アメリカ、ニューオリンズに住む女性アーティストが廃屋の壁を「Before I die I want to …(死ぬ前に○○がしたい」と書かれた大きな黒板に塗り替えたことから始まり、TED talksでのスピーチにより世界中に大きな反響を呼びました。
http://beforeidie.cc/site/blog/category/walls/
私たちは彼女に連絡を取り、このプロジェクトを御苗場でやらせていただくことになりました。写真もその瞬間や機会を逃すともう2度と来ない状況で表現しているものだと思います。もし次の瞬間が最後だとしたら、どのような写真を残したいでしょうか。そんなことを考える機会になればと思いました。
そして会期中、T.I.Pの黒板にも、
「私は死ぬまでに、火星でカップルのポートレートを撮影したい、、」
「私は死ぬまでに、大切な人を撮り続けたい、、」
「私は死ぬまでに、セクシーポートレート♡で個展を開きたい、、」
日に日に増えていく書き込み、真剣なものから思わず笑ってしまうようなものまでたくさん。。。
気が付けば180cm×90cmの小さい黒板ですが、たくさんの方の小さい夢から大きな夢まで詰まっていました。
写真好きとして、またはそうでなくても、
あなたの死ぬ前に撮影したい写真、やりたいことは何ですか?_______________
最後にスタッフ考察
これまで個人的には御苗場に出展者として数年関わってきましたが、T.I.Pという新しい関わり方ができてまたひとつ新しい視点を得たように思います。
さまざまな思考が交錯する作品群の中である種の中立的な立場として、また作家間のハブとなっていけるような場所として、このTokyo Institute of Photographyを盛り上げていけたらと思っています。 (マネージャー 本多)
初めて御苗場に参加させていただきました。
エネルギー溢れる会場の雰囲気に圧倒されながらも、こっそりT.I.P紹介ブースを構えさせていただきました。
期間中はたくさんの作家さん、来場者さんとお話しする機会があり、とても良い刺激になりました。今月は3月11日にチャリティーピンポン大会等も開催いたしますので、お時間ありましたらぜひ足をお運びください!!そして、黒板はまだT.I.P受付にありますので、足を運んだ際はぜひ何か書いてみてください。 T.I.P staff 小田原
今回私は御苗場期間中はT.I.Pにて受付を担当しておりました。
御苗場の会場の様子はtwitterやFacebookなどで見ておりました。
私も普段、カメラ片手に写真を撮りに行きますが、御苗場は会場が大きいだけに誰の目にもとまるような写真を撮らなければいけないと常々思っておりました。ですが会場にいる皆さんの楽しそうな様子、TIPにいらして下さったお客さまからは「どの写真も素敵でした」と言っていただきました。楽しんで写真を撮ることが一番で、その中で素敵な光景や瞬間にめぐりあえるのではないかと改めて思いました。
私はまた来年に向けて楽しく写真を撮っていきます!
是非皆さんも来年、一緒に出展しましょう。 T.I.P staff 内山