TOKYO INSTITUTE of PHOTOGRAPHY

We hope this place to be the information podium for all who loves photography.

山西もも個展「光の王国」 / Momo YAMANISHI “The Light / Mustang”

2024年3月20日(水・祝)より東京・京橋の72Galleryにて、山西もも個展「光の王国」を開催します。

本作はネパールのヒマラヤ山脈を旅したときに拾った化石と、そこにある古代の洞窟住居から着想を得て、自作したピンホールカメラで撮影した作品です。

2018年から毎年ヒマラヤを訪ねるようになった山西は、ある日、山道を歩いている時に踏んだ石が割れて、中からアンモナイトの化石が顕わになるという体験をします。その化石は、ヒマラヤがかつて海であった証拠であり、古代からの時間の集積が具現化したものです。また、ネパールの北西部に位置するムスタンという地域には、かつて使われた洞窟住居の跡が点在しており、浸食によって岸壁にぽっかりと空いた穴は、自然にできた「カメラ・オブスクラ」を山西に彷彿させたと言います

東京藝術大学の鋳金専攻であった作家にとって、鋳型に流し込んだ鉄を冷やし鋳型を割って中から金属を取り出す鋳造のプロセスと、石が割れて中からアンモナイトが化石として出てくる体験には共通項がありました。

ピンホールを通じて金属の箱に集められた光がイメージとして抽出される「写真」というメディアを使い、山西が捉えようとした時間の地層を築き、記憶を化石のように可視化しようとする試み」を是非、本展でご覧ください。

◆プロフィール
山西もも

1995年大阪府生まれ。東京藝術大学工芸家鋳金専攻卒業。幼少期に父と行った登山の記憶から、学生時代は山岳部に所属し、日本の山々からアラスカやネパール、パキスタンの山を登る。そうした旅の経験を金属の彫刻や写真作品で発表している。

HP: 

https://yamanishimomo.wixsite.com/momoyamanishi

Instagram:@momoyamanishi

会期|2024年3月20日(水・祝)〜3月31日(日)

時間|12:00〜19:00
入場|無料
(月・火 休廊

会場|72Gallery

展⽰に関する詳細・お問い合わせ先:

TOKYO INSTITUTE of PHOTOGRAPHY 72Gallery
〒104-0031 東京都中央区京橋3-6-6 エクスアートビル1F
https://tip.or.jp 
tel: 03-5524-6994

髙橋こうた個展「80°05′」

2024年1月28日(日)より東京・京橋の72Galleryにて、髙橋こうた個展「80°05′」を開催します。

本作「80°05′」は、1912年に人類初の南極点到達を目指したものの南緯80度05分の地点で勇退した日本人探検家・白瀬矗と、100年以上の時を越えて勇退地点から未踏ルートを開拓し南極点を目指す現代の冒険家・阿部雅龍という二人の冒険家を巡る物語です。

本展は、髙橋こうた写真集『80°05′』の刊行に合わせて開催されます。同写真集は制作過程において、世界で最も歴史のある写真芸術祭「アルル国際写真祭」にてダミーブックアワードのショートリストに選出(2022年)、また2023年にはケルンフォトブックミュージアム主催のダミーアワード(旧カッセルダミーアワード)でショートリストに選ばれるなど、出版前の優れた作品集を評価する世界的な枠組みにおいて極めて高い評価を受けています。 

本展開催日、ならびに写真集『80°05′』刊行日の1月28日は、白瀬が南極探検の最終到達地点(南緯80度05分)に辿り着いた記念日であり、阿部が時代を越えて白瀬の意志を受け継いだ日でもあります。

展覧会会場では写真集『80°05′』およびそのダミーブック、また「80°05′」より約30点の作品を展示致します。

◆プロフィール
髙橋こうた

1986年秋田県生まれ。社会や人と接する中で抱いた疑問の表現手段として写真に関心を持ち、2019年より作家活動を開始。主にリサーチに基づいたプロジェクトベースの作品を制作しており、アーカイブなども織り交ぜた視覚的な物語を表現する。2023年に「KG+SELECT」ファイナリストに選出。

HP:https://www.kouta14.com
Instagram:@kouta.t14

 

髙橋こうた展「80° 05’」

2020年、パンデミックの影響で1億円近くの遠征資金を集めながらも南極冒険が延期となった阿部。先行き見えない中でもがき苦しむ彼の姿を見て、阿部と大学時代から17年来の友人である髙橋こうたは「なにが阿部をそこまで冒険に駆り立てるのか」という素朴な問いから本プロジェクトをスタートさせる。阿部の私生活への密着、周囲の証言、阿部と同郷であり100年前に南極を目指した白瀬という冒険家にまつわる歴史背景のリサーチを通じ、冒険家の動機や人格を可視化した作品。

会期|2024年1月28日(日)〜2月4日(日)

時間|12:00〜19:00(最終日は17:00まで)
入場|無料
会期中無休)

会場|72Gallery

展⽰に関する詳細・お問い合わせ先:

TOKYO INSTITUTE of PHOTOGRAPHY 72Gallery
〒104-0031 東京都中央区京橋3-6-6 エクスアートビル1F
https://tip.or.jp 
tel: 03-5524-6994

Jenna Eriksen 写真展「菊のカミ」

2023年12⽉13⽇(水)〜12⽉16⽇(土)の期間、ジェナ・エリクセンによる写真展「菊のカミ」を開催します。同展は、ニュージーランドで20年以上の歴史を持つフォトフェスティバル「Auckland Festival of Photography」と一般社団法人TOKYO INSTITUTE of PHOTOGRAPHYが共同で運営するアーティスト・イン・レジデンスプログラム「Kowhai Residency」にて滞在制作を行う作家の発表展として開催するものです。

12月14日(木)17:00より出展作家が材廊してのレセプションを開催します。是非、ふるってご参加ください。

 

 

◆プロフィール
Jenna Eriksen / ジェナ・エリクセン

ニュージーランドのアオテアロア出身の新進映像作家、マルチディシプリナリーアーティスト。

広告から、ショート・フィルム、ミュージック・ビデオ制作まで幅広く多彩なスキルを持つ。ミュージック・ビデオはBBCミュージック・ビデオ・フェスティバルやベルリン・ミュージック・ビデオ・アワードに選ばれている。

クライアントには、Modular Records、Flying Nun、Clemenger BBDO、TBWA、Truce Films、Guilty、The Sweetshop、ANZなどがある。カンヌ映画祭、ベルリン・ミュージック・ビデオ・アワード、BBCミュージック・ビデオ・フェスティバル、シドニー映画祭などで受賞。

HP:https://www.jennaeriksen.com
Instagram:@jenna_eriksen

 

ジェナ・エリクセン 写真展「菊のカミ」
2023年12⽉13⽇(水)〜12⽉16⽇(土)12時〜19時
*会期中は無休/⼊場無料

【開催中のイベント】
・レセプション:12/14(木)17:00〜 ⼊場無料

展⽰に関する詳細・お問い合わせ先:

TOKYO INSTITUTE of PHOTOGRAPHY 72Gallery
〒104-0031 東京都中央区京橋3-6-6 エクスアートビル1F
https://tip.or.jp tel: 03-5524-6994

菅野 純 写真展 Fat Fish Observations Report(Planet Fukushima 5)

2023年11⽉30⽇(⽊)〜12⽉10⽇(⽇)の期間、菅野 純写真展「Fat Fish Observations Report(Planet Fukushima 5)」を開催します。

 「Planet Fukushima」シリーズの展⽰は、せんだいメディアテーク(2012)、ニコンサロ ン(第42回伊奈信男賞・2017)、ソニーイメージングギャラリー銀座(2021)、Kanzan Gallery(2023・6⽉)と回を重ね、今回で5回⽬の展⽰になります。

菅野純は、福島県伊達市出⾝で、東⽇本⼤震災を経た郷⾥の⼈と⾵景を12年にわたり撮影してきました。3.11以降、福島には不確かな時間の流れと複雑な空間が横たわっていると菅野は考えています。

菅野は今年3⽉に写真集『Planet Fukushima』(⾚々舎)を上梓。写真集は、⾝近な⼈や光景を撮った「Fat Fish」というパート、それと同じ場所で線量計を⼿に持ちスナップした「Little Fish」というパートで構成されています。「Fat Fish」には、放射性物質の仮置き場(飯舘村)を俯瞰でとらえた写真が繰り返し出てきます。この仮置き場が「FatFish」パートの名前の由来にもなっています。上空から⾒たその場所は⿂のかたちをしていて、除染で除去した⼟や草⽊を⼊れたフレキシブルコンテナバックが⿂の鱗のようにも⾒えると菅野は⾔います。

今回は、実際の仮置き場「Fat Fish」を定点観測した 40〜50 点ほどの作品を⼀挙に展⽰。
また、それと呼応するように「Little Fish」パートの線量計の写真も展⽰されます。

また新作プロジェクト「Plume」は、原発事故で発⽣した放射能雲の⾏⽅を辿った作品です。このシリーズからは、福島第⼀原発から北⻄⽅向に(雲が流れた場所に)散在する放射性物質の仮置き場を、これまで定期的に撮影していて、ここから数カ所を選び、それぞれの場所に連なる作品を展⽰する予定です。

今回の展⽰「Fat Fish Observations Report(Planet Fukushima 5)」では、多岐にわたる 「Planet Fukushima」の作品群から、特に純粋な記録性という観点に着⽬し展⽰します。

◆プロフィール
菅野 純

写真家 福島生まれ。アメリカで映像を学び、帰国後ポートレート、ランドスケープを中心に活動。
2018年より東京から福島に拠点を移し、震災以降の福島の自然と環境をテーマに作品制作を行っている。また動物と人間の関係性を扱った作品があり、その場合アーティスト名は「菅野ぱんだ」を使用している。

HP:https://www.panda-kanno.com/
Instagram:@panda_kanno


◆主な個展
「 Planet Fukushima 2021」ソニーイメージングギャラリー 銀座(2021)
「菅野ぱんだ写真展」 秋田雄勝郡会議事堂記念館(2018)*
「 Planet Fukushima」Nikon Salon東京・大阪巡回(2017)*
「南米旅行」ギャラリーDEPOT(2004)*
「1/41」「ザ・南米」スーパーデラックス(2003)*

◆主なグループ展
「Canon写真新世紀展 仙台」 せんだいメディアテーク(2012)*
「福島の新世代2001 SEVEN ROOMS」福島県立美術館 (2001)
「’99 プライベートルームII-新世代の写真表現」水戸芸術館 (1999)

◆主な受賞歴 
第42回 伊奈信男賞(2017)* 
第13回 Canon写真新世紀 優秀賞(荒木経惟選)(1996) 

◆主な写真集 
「Planet Fukushima」赤々舎(2023)  
「熊猫的時間」ハガツサブックス(2020)* 
「The Circle」自費出版(2017)*
「南米旅行」リトル・モア(2004)*
「1/41 同級生を巡る旅」情報センター出版局(2003)*

*印のあるものは「菅野ぱんだ」名義になります。

菅野 純写真展「Fat Fish Observations Report(Planet Fukushima 5)」
2023年11⽉30⽇(⽊)〜12⽉10⽇(⽇)12時〜19時
*会期中は無休/⼊場無料

【開催中のイベント】
・ギャラリートーク:12/2(⼟)16:00〜 ⼊場無料
 菅野 純×村越としや(写真家)

・ワークショップ:12/10(⽇)11:00 〜13:00 参加費:2000 円
 菅野 純×池⾕修⼀(写真編集者、本展キュレーター)
 (展⽰の構成、空間の作り⽅を本展から学ぶワークショップです)
 詳細・お申し込みはこちら:http://ptix.at/34ZbPq

展⽰に関する詳細・お問い合わせ先:
TOKYO INSTITUTE of PHOTOGRAPHY 72Gallery
〒104-0031 東京都中央区京橋3-6-6 エクスアートビル1F
https://tip.or.jp tel: 03-5524-6994

PHaT PHOTO SCHOOL公募展「私と、99人展」2023!

スマホでも、どんなカメラでも。
どんな被写体でも、どんな方でも、気軽に参加していただける写真展。
写真仲間の繋がりや交流を目的とし、教室の生徒は、1年に1度の同窓会のような、初めてご参加の方は、新しい出会いの場として、ご参加いただけます

PHaT PHOTO SCHOOLに関わったことのある方がこの写真展をきっかけに写真展のすばらしさを知り自身を振り返り、そして、99の素晴らしい人と作品に再会でき、出会える、そんな写真展です。

・― 講師作例 ―・―

・― 出展作家 ―・―

Eno 由木羊子 mai______.k Yumi Ohta m.idei 相田真子 Akina Akina
JLG.Ohji 武居良太郎 猪口寛 Taki 市原文音 船田立夫
ハヤシベカンナ みっちー yui tomo 近藤里華 黒澤よーいち
Maki Ohashi 柳本 圭子 タナベマナブ Mamiko* Aikawa Kohei Hayashi
美里和香慧 Kazuki Okitsu Yoshikazu Chika みね Mda ふみの ひさよ
HIRO/ヒロ 小林祐子 フミエ keiko なかむらゆか みき 水色バンブー
wami aiko Koichi Miyatani mami 18FPL 高田正勝 小野 gak サトルTetsuya GOTOH
Yukiko Saeka tabisho Yusuke Miyachi* ツノ マサコ 砂紀(saki-mic)
松島大輔 櫻田実優 八重嶋久実子 Akira Nana Brown Tohru A
野寺治孝 一色卓丸 河野鉄平 松本友希 杉原寛明 小原信也 永井三千生

・― 講師作例 ―・―

・― 開催概要 ―・―

【展示期間】
2023年9月16日(土)~9月24日(日)12:00~19:00  
※最終日は~17:00   ※火曜日 休廊

【場   所】
72gallery (東京都中央区京橋3-6-6エクスアートビル1階

【WEBページ】
https://www.ppschool.jp/phat-photo-school-watashito99_2023

【イベント情報」うちばやしゼミ特別企画「写真の今」第1弾 千賀健史 (リアル&ZOOM開催)

昨年も開催し、ご好評いただいた【千賀健史ゼミ×うちばやしゼミ 特別企画「ドキュメンタリーフィクションと造本の世界 『Hijack Geni』を徹底解剖する」】を、シリーズ化した企画が帰ってきました!

うちばやしゼミ特別企画「写真の今」

いつの時代にあっても、「現代写真」というのは新しいアイデアやテクノロジーを駆使し、写真家たちが高度な構想力でかたちにした表現の産物です。
それは、評価が定まった歴史とは異なって多様で、時には混沌としたものです。

この企画は、うちばやしゼミの講師「打林俊」がモデレーターとなって、毎回第一線で活躍していらっしゃる若手の写真家らをお招きし、彼ら/彼女らの表現を“徹底解剖”することで、現代写真の断面をみなさんとともに理解していこうという企画です。

第1弾のゲストは、写真家の「千賀健史さん」をお招きし、トークショー・ポートフォリオレビュー・交流会を行います。

【開催概要】
■日程:2023/9/9(土)

■時間:13:00~19:00
・13:00~14:30 トークショー(90分) 途中5分休憩あり※2週間のアーカイブ配信あり
・15:00~18:00 ポートフォリオレビュー(6名・各25分・5分休憩)
・18:00~19:00 ご希望の方で講師・参加者同士の交流会・1ドリンクおつまみ付き

チケット購入・詳しい詳細はこちら!


https://uchibayashi-chiga-0909.peatix.com/

photo by 千賀健史

【参加費】
1⃣トークショー&ポートフォリオレビュー @会場参加(交流会・1ドリンク・軽いおつまみ付き)
*PHaT PHOTO SCHOOL卒業生・一般:¥16,500(税込)
*T.I.P. 会員・PHaT PHOTO SCHOOL生徒・うちばやしゼミ過去受講者:¥15,400(税込)
限定6名様(残り1名)

2⃣トークショー&ポートフォリオレビュー観覧 @会場参加(交流会・1ドリンク・軽いおつまみ付き)
*PHaT PHOTO SCHOOL卒業生・一般:¥6,600(税込)
*T.I.P. 会員・PHaT PHOTO SCHOOL生徒・うちばやしゼミ過去受講者:¥5,500(税込)
限定8名様

3⃣トークショーのみ @ZOOM参加(アーカイブ配信あり)
*PHaT PHOTO SCHOOL卒業生・一般:¥3,300(税込)
*T.I.P. 会員・PHaT PHOTO SCHOOL生徒・うちばやしゼミ過去受講者:¥2,750 (税込)
制限なし

【会場での参加者:1⃣・2⃣】
■会場
PHaT PHOTO SCHOOL 教室
中央区京橋3−6−6 エクスアートビル1F

教室アクセス:JR東京駅 八重洲南口より徒歩7分 / 都営浅草線 宝町駅A4番出口より徒歩1分
東京メトロ銀座線 京橋駅1番出口より徒歩1分 / 東京メトロ有楽町線 銀座1丁目駅7番出口より徒歩3分
https://www.ppschool.jp/access-tokyo.html

【ZOOMでの参加者:3⃣】
■参加方法
お互いに顔を見ながらリアルタイムで授業を行うことができるZOOMという会議ツールを利用して実施します。チケットをご購入いただくと、「視聴」ページよりZOOMのURLにアクセスすることが出来ますので、そちらからご参加ください。
開始時刻の5分前に待機していただくようお願いします。

講座のご注意点はイベントページよりご確認ください。
https://uchibayashi-chiga-0909.peatix.com/

 

御苗場 vol.29 -UNUSUAL PHOTO FEST!

8月6日まで出展者募集中

出展者と、出展者の夢・想いを繋げる(コネクトする)人。
「次のステップに繋がるきっかけを得られる場」として、サポートするレビュワーをコネクターと称し、作品へのアドバイスとともに表現者としての目標へのアドバイスもお伝えします

【御苗場とは】

“自分の未来に苗を植える場所”それが「御苗場」の命名理由。出展することそのものが価値となり、自信となり、夢を実現できる場所を作りたい。楽しむだけでもなく、競うものでもなく、夢へ挑戦したすべての写真ファンの勇気を称えたい。そんな思いから、一人一人が輝く場所となることを目指していきます。

【御苗場vol.29 

会期:
2023年8月19日(土)10:00~19:00 ※コネクターによるレビューは12:00~
2023年8月20日(日)10:00~17:00 

出展料:33,000円(税込)

詳細:https://onaeba.com/

会場:TOKYO INSTITUTE of PHOTOGRAPHY 72Gallery

〒104-0031 東京都中央区京橋3-6-6 エクスアートビル1F
TEL:03-5524-6994

東京駅より徒歩7分、東京メトロ銀座線 京橋駅
都営浅草線 宝町駅より徒歩2分、

夏季休暇のお知らせ

誠に勝手ながら、以下の期間を休業とさせていただきます。

2023年8月10日(木) ~ 2023年8月16日(水)

※休業期間中にお問い合わせいただきました件に関しては、2023年8月17日より順次ご対応させていただきます。

ご迷惑をお掛けいたしますが、何卒ご了承くださいますよう宜しくお願い申し上げます。

うちばやしゼミ5期生による写真展

gallery

# CLASS「A」(展示期間:2023/7/5~2023/7/9)

# CLASS「B」(展示期間:2023/7/12~2023/7/16)

【打林 俊講師から一言】

今回ここに展示される12名の受講者の作品は、いずれもそのテーマに即して
さまざまな表現方法や展示方法を立案してクラス内で議論を重ねてきました。

受講生は、6か月というかぎられた時間の中で達成できる最大限の答えであったと自信をもって言えることでしょう。そこではより適切な方法が検討されましたが、講座を預かる者として、やってはならないことの代替案を議論したことはないということも自信をもって表明できます。

わたしのささやかな教育論はさして影響をもつことはないでしょう。
しかし、それでもアート教育に関わる者として、その信念を実践できていることは、わたし自身の歓びや自信の源でもあります。

ともにその場を作ってくれているTIP事務局と受講生の皆さんに感謝申し上げます。

また同時に、鑑賞者あっての展覧会です。ご来場のみなさまにおかれましては、受講者たちの作品とそこに宿る経験やことばを存分におたのしみいただければ幸いです。

 

 

打林 俊

【うちばやしゼミ5期写真展】 

会期:
[Aクラス]2023年7月5日(水)~7月9日(日)
[Bクラス]2023年7月12日(水)~7月16日(日)

休館:月曜、火曜
時間:12:00-19:00(最終日は17:00まで)
会場:TOKYO INSTITUTE of PHOTOGRAPHY 72Gallery
〒104-0031 東京都中央区京橋3-6-6 エクスアートビル1F
TEL:03-5524-6994

東京駅より徒歩7分、東京メトロ銀座線 京橋駅
都営浅草線 宝町駅より徒歩2分、

 

入場料:無料

LONG SEASON:PHOTOGRAPHERS SLIDESHOW

TOKYO INSTITUTE of PHOTOGRAPHYでは写真家たちによるスライドショー・プログラム「LONG SEASON:PHOTOGRAPHERS SLIDESHOW」を開催します。

【LONG SEASON: PHOTOGRAPHERS SLIDESHOWについて】
© 新田樹

「LONG SEASON」は、写真家たちが作品を持ちよってスライドショー形式で見せていく、作品発表のための新たなプラットフォームです。これまでに2022年の夏に、また秋には「T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO」で開催されました。

プリントを見せる展示、写真集などの印刷媒体は写真家たちの発表のベースですが、空間の広さや限られたページ数などの制約があり、写真家のリアルな息づかいを十分に表現できるとは限りません。写真家たちは、例えると、いつでも音を奏でる音楽家のように、日々写真を生み続けています。たとえると音楽家は何度もライブを行い、表現を磨き、豊かにします。では写真家に何ができるでしょう?
©金川晋吾

スクリーンにイメージの群れが明滅します。そのなかから選び抜かれた写真は、その後プリントになり、いずれ写真集に収まって世に現れるかもしれません。いっぽうで、ある時期、ある時に見ることができる写真が存在します。写真の背後には膨大な写真があるのです。その厚み、そのリアルな積み重ねを、スライド映写を経験しながら共有する。「LONG SEASON」は、その場を作ろうという試みです。

池谷修一:写真編集者・キュレーター
「LONG SEASON」オーガナイザー

©石川拓也

【概要】
3回目を迎える同展では、写真家の石川拓也、金川晋吾、新田樹、藤岡亜弥、加藤雄太が登場します。石川は、NYのグリニッジビレッジで行き交う人々を。金川は、男女3人で暮らす自分の生活についての極私的な写真。新田は、若き日に旅したロシア~コーカサスの情景。藤岡は1人の女性の肖像を描く作品等。加藤は新宿で4年間声を掛けて撮影されたポートレート群を発表する予定です。

【日時】7月14日(金)19:00~21:30 18:00~受付開始(予定)
【参加料】2,000円(前売り・当日とも)
*前売りチケット購入はこちら(peatix 7月14日19:00まで)
https://longseason3.peatix.com/
【会場】TOKYO INSTITUTE of PHOTOGRAPHY 
東京都中央区京橋3-6-6 ExArt Bld 1F

電車でお越しの方へ
・JR東京駅 八重洲南口より徒歩7分
・都営浅草線 宝町駅A4番出口より徒歩1分
・東京メトロ銀座線 京橋駅1番出口より徒歩1分
(京橋駅1番出口を出て正面に見える一つ目の角を右に入ると、うどん屋「美々卯」さんが突き当りに見えます。左に進み、アパホテル隣の右手に見えるエクスアートビル1階。国立フィルムセンターの真裏です。)
・東京メトロ有楽町線 銀座1丁目駅7番出口より徒歩3分

【販売物】写真集、ZINE、私家版作品集を販売。
※前売りチケットはキャンセルできません。
※予約チケットではございません。入場は先着順となりますので予めご了承ください。

©藤岡亜弥

【写真家プロフィール】 

石川拓也(いしかわ・たくや)Takuya Ishikawa
1974年生まれ。95年よりアジア、アフリカ、ヨーロッパを旅し、96年11月よりニューヨーク在住。2011年9.11同時多発テロを現地で体験し、02年帰国。以来、写真家として活動。雑誌・映画・広告の分野で様々な撮影を行う。16年より、東京から高知に拠点を移す。現在、高知県土佐町在住。土佐町の情報発信メディア「とさちょうものがたり」編集長を務める。23年6月、初写真集『RAO’S NEWSSTAND』を上梓。
http://ishikawatakuya.com

金川晋吾(かながわ・しんご)Shingo Kanagawa
1981年京都府生まれ。神戸大学発達科学部卒業。東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。2016年『father』青幻舎、21年『犬たちの状態』太田靖久との共著、フィルムアート社、23年『長い間』(ナナルイ)、『いなくなっていない父』(晶文社)、『集合、解散!』植本一子、滝口悠生との共著を刊行。また現在、長崎のカトリック文化や平和祈念像、自身の信仰をテーマにした『祈りと長崎(仮)』(書肆九十九)を刊行に向けて準備中。近年の主な展覧会に、18年「長い間」横浜市民ギャラリーあざみ野、22年「六本木クロッシング2022展:往来オーライ!」森美術館など。
http://kanagawashingo.com/

新田 樹(にった・たつる)Tatsuru Nitta
1967年福島県生まれ。東京工芸大学工学部卒業後、麻布スタジオを経て半沢克夫に師事。96年独立。個展に、2003年「SURUMA」07年「樹木の相貌」15年「サハリン」18年RUSSIA~CAUCASUS 1996-2006」22年「続サハリン」23年「Sakhalin 2010~2018」など。写真集に、22年『Sakhalin』(ミーシャズプレス)。 23年、第47回木村伊兵衛写真賞、第31回林忠彦賞を受賞。
https://tatsuru-nitta.wixsite.com/my-site-2

藤岡亜弥 (ふじおか・あや) Aya Fujioka
広島県生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業。2007年文化庁派遣海外留学生としてニューヨークに滞在。その後12年までニューヨークに在住。現在広島県にて制作活動を行う。主な作品に「さよならを教えて」「離愁」「私は眠らない」「川はゆく」がある。「my life as a dog」で日本大学芸術学部芸術学会奨励賞、「さよならを教えて」でビジュアルアーツフォトアワード。「私は眠らない」で日本写真協会新人賞受賞。「川はゆく」で2017年第41回伊奈信男賞受賞。2018年林忠彦賞、2018年木村伊兵衛写真賞受賞。
https://ayafujioka.net/

加藤雄太(かとう・ゆうた) Yuta Kato
「毎日、知らん人に話しかけたら?」という先輩の一言をきっかけに、2014年より街行く人々の話を聞き・書き、写真を撮る生活を始める。大学3年時より文科省推奨の留学制度に合格し、カナダ・バンクーバーで1年6ヵ月間写真学校に通う。帰国後は神戸を中心に活動を継続し、2019年4月に上京。2022年独立。
https://www.yuta-kato.com/

【特定商取引に基づく表記】
以下のリンクのようにお取り扱いします。
https://tip.or.jp/tokutei

[プライバシーポリシー]
個人情報の取り扱いに関する同意文
お申し込みいただいた方の個人情報を以下のリンクのように取扱い保護いたします。
お読みいただき、同意していただいた上でお申込ください。
Tokyo Institute of Photography

注意事項:
・37.5度以上の熱のある方は参加をお控えください
・常時窓を開放し換気をさせて頂きます。

 

 

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