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TOKYO INSTITUTE of PHOTOGRAPHYでは写真家たちによるスライドショー・プログラム「LONG SEASON:PHOTOGRAPHERS SLIDESHOW」を開催します。
【LONG SEASON: PHOTOGRAPHERS SLIDESHOWについて】
© 新田樹
「LONG SEASON」は、写真家たちが作品を持ちよってスライドショー形式で見せていく、作品発表のための新たなプラットフォームです。これまでに2022年の夏に、また秋には「T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO」で開催されました。
プリントを見せる展示、写真集などの印刷媒体は写真家たちの発表のベースですが、空間の広さや限られたページ数などの制約があり、写真家のリアルな息づかいを十分に表現できるとは限りません。写真家たちは、例えると、いつでも音を奏でる音楽家のように、日々写真を生み続けています。たとえると音楽家は何度もライブを行い、表現を磨き、豊かにします。では写真家に何ができるでしょう?
©金川晋吾
スクリーンにイメージの群れが明滅します。そのなかから選び抜かれた写真は、その後プリントになり、いずれ写真集に収まって世に現れるかもしれません。いっぽうで、ある時期、ある時に見ることができる写真が存在します。写真の背後には膨大な写真があるのです。その厚み、そのリアルな積み重ねを、スライド映写を経験しながら共有する。「LONG SEASON」は、その場を作ろうという試みです。
池谷修一:写真編集者・キュレーター
「LONG SEASON」オーガナイザー
©石川拓也
【概要】
3回目を迎える同展では、写真家の石川拓也、金川晋吾、新田樹、藤岡亜弥、加藤雄太が登場します。石川は、NYのグリニッジビレッジで行き交う人々を。金川は、男女3人で暮らす自分の生活についての極私的な写真。新田は、若き日に旅したロシア~コーカサスの情景。藤岡は1人の女性の肖像を描く作品等。加藤は新宿で4年間声を掛けて撮影されたポートレート群を発表する予定です。
【日時】7月14日(金)19:00~21:30 18:00~受付開始(予定)
【参加料】2,000円(前売り・当日とも)
*前売りチケット購入はこちら(peatix 7月14日19:00まで)
https://longseason3.peatix.com/
【会場】TOKYO INSTITUTE of PHOTOGRAPHY
東京都中央区京橋3-6-6 ExArt Bld 1F
電車でお越しの方へ
・JR東京駅 八重洲南口より徒歩7分
・都営浅草線 宝町駅A4番出口より徒歩1分
・東京メトロ銀座線 京橋駅1番出口より徒歩1分
(京橋駅1番出口を出て正面に見える一つ目の角を右に入ると、うどん屋「美々卯」さんが突き当りに見えます。左に進み、アパホテル隣の右手に見えるエクスアートビル1階。国立フィルムセンターの真裏です。)
・東京メトロ有楽町線 銀座1丁目駅7番出口より徒歩3分
【販売物】写真集、ZINE、私家版作品集を販売。
※前売りチケットはキャンセルできません。
※予約チケットではございません。入場は先着順となりますので予めご了承ください。
©藤岡亜弥
【写真家プロフィール】
石川拓也(いしかわ・たくや)Takuya Ishikawa
1974年生まれ。95年よりアジア、アフリカ、ヨーロッパを旅し、96年11月よりニューヨーク在住。2011年9.11同時多発テロを現地で体験し、02年帰国。以来、写真家として活動。雑誌・映画・広告の分野で様々な撮影を行う。16年より、東京から高知に拠点を移す。現在、高知県土佐町在住。土佐町の情報発信メディア「とさちょうものがたり」編集長を務める。23年6月、初写真集『RAO’S NEWSSTAND』を上梓。
http://ishikawatakuya.com
金川晋吾(かながわ・しんご)Shingo Kanagawa
1981年京都府生まれ。神戸大学発達科学部卒業。東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。2016年『father』青幻舎、21年『犬たちの状態』太田靖久との共著、フィルムアート社、23年『長い間』(ナナルイ)、『いなくなっていない父』(晶文社)、『集合、解散!』植本一子、滝口悠生との共著を刊行。また現在、長崎のカトリック文化や平和祈念像、自身の信仰をテーマにした『祈りと長崎(仮)』(書肆九十九)を刊行に向けて準備中。近年の主な展覧会に、18年「長い間」横浜市民ギャラリーあざみ野、22年「六本木クロッシング2022展:往来オーライ!」森美術館など。
http://kanagawashingo.com/
新田 樹(にった・たつる)Tatsuru Nitta
1967年福島県生まれ。東京工芸大学工学部卒業後、麻布スタジオを経て半沢克夫に師事。96年独立。個展に、2003年「SURUMA」07年「樹木の相貌」15年「サハリン」18年RUSSIA~CAUCASUS 1996-2006」22年「続サハリン」23年「Sakhalin 2010~2018」など。写真集に、22年『Sakhalin』(ミーシャズプレス)。 23年、第47回木村伊兵衛写真賞、第31回林忠彦賞を受賞。
https://tatsuru-nitta.wixsite.com/my-site-2
藤岡亜弥 (ふじおか・あや) Aya Fujioka
広島県生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業。2007年文化庁派遣海外留学生としてニューヨークに滞在。その後12年までニューヨークに在住。現在広島県にて制作活動を行う。主な作品に「さよならを教えて」「離愁」「私は眠らない」「川はゆく」がある。「my life as a dog」で日本大学芸術学部芸術学会奨励賞、「さよならを教えて」でビジュアルアーツフォトアワード。「私は眠らない」で日本写真協会新人賞受賞。「川はゆく」で2017年第41回伊奈信男賞受賞。2018年林忠彦賞、2018年木村伊兵衛写真賞受賞。
https://ayafujioka.net/
加藤雄太(かとう・ゆうた) Yuta Kato
「毎日、知らん人に話しかけたら?」という先輩の一言をきっかけに、2014年より街行く人々の話を聞き・書き、写真を撮る生活を始める。大学3年時より文科省推奨の留学制度に合格し、カナダ・バンクーバーで1年6ヵ月間写真学校に通う。帰国後は神戸を中心に活動を継続し、2019年4月に上京。2022年独立。
https://www.yuta-kato.com/
【特定商取引に基づく表記】
以下のリンクのようにお取り扱いします。
https://tip.or.jp/tokutei
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Tokyo Institute of Photography
注意事項:
・37.5度以上の熱のある方は参加をお控えください
・常時窓を開放し換気をさせて頂きます。