2013年7月に開校した13Mクラス。
撮ってきた写真を手に皆の前で自己紹介したことが
昨日の事のように思える。
3年目のハイパークラスメンバーは6人。
アットホームな雰囲気の中、
「どうかな?この説明と写真の並びから、ちゃんと伝えたいことが皆に伝わってるかな?」
先生の一言を皮切りに、机の上に散りばめた写真から、お互いに感じたことを口にする。
これがなかなか難しい。
思っている以上に自分の思いが伝わっていないのだ。
「その並びだと、意図とは反対にならない?」
「モノクロいいんだけど、タイトルと合わせると・・・ちょっと怖い。」
「えっ、後3回しかないのに、180度違うテーマに変えるの?」
「・・・最初からぶれないね。」
写真を眺めていると、あの時、皆で交わした言葉が耳の底湧きあがりそうだ。
1/6。
卒業してから約半年。
白い箱の中で、再び1つになる。 2017/1/25

写真展タイトル
1/6 PHaT PHOTO 13M Photo Exhibition
開催日程
2017.1.25〜2.5
開催場所
T.I.P White Cube
出展者
大塚 栄二 山口 ひろみ 田中 宏樹
小林 聡 近藤 洋平 長谷川 朋子

1978年宮城県仙台市生まれ。東京工芸大学大学院芸術学研究科修了。 2005年、スイス・エリゼ美術館 「reGeneration.50 Photographers of Tomorrow」展に選出され以降、国内外で作品を発表。2007年、初の写真集『prism』を青幻舎より刊行。フォトエッセイ集「ノーツ オン フォトグラフィー』(リブロアルテ)、写真集『FORM』(深水社)など著書多数。東京工芸大学芸術学部写真学科非常勤講師。
Private Farce with Photograph(極私的写真茶番劇:P.F.P)と銘打って、被写体さんとロードポートレートを展開しています。

