TOKYO INSTITUTE of PHOTOGRAPHY

We hope this place to be the information podium for all who loves photography.

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T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO 2020, T3 STUDENT PROJECT グランプリ受賞展 聶澤文(ネタクブン)写真展「PTUHKI 24E30M」

©聶 澤文(ネタクブン)

2020年の秋に開催されたT3 PHOTO FESTIVAL TOKYO 2020にて、写真を専攻している10の美術系大学・専門学校から選ばれた72名の学生によるポートフォリオ展を開催し、受賞者の特典として72Galleryでの個展の権利が与えられました。この度、2名のグランプリ受賞者である、ネタクブンさん(東京造形大学)と金田剛さん(東京工芸大学)の展示を行います。

レビュアー:ガオ・ヤン(中国/写真家・天津美術学院写真芸術学科講師)、シェン・ジャオリャン(台湾/写真家・台湾芸術大学准教授)、ベク・スンウ(韓国/写真家・弘益大学教授)、ルット・ブリース・ルクセンブルク(英国 /写真家・Royal College of Art講師)

参加校:大阪芸術大学、京都芸術大学、東京工芸大学、東京造形大学、日本写真映像専門学校、日本写真芸術専門学校、日本大学藝術学部、ビジュアルアーツ専門学校大阪、武蔵野美術大学、東京ビジュアルアーツ

開催時のポートフォリオ展の出展作品とレビューのアーカイブはこちら

 

©聶 澤文(ネタクブン)

T3 STUDENT PROJECT 2020 グランプリ受賞展
・聶澤文(ネタクブン)写真展「PTUHKI 24E30M」
 開催日:2022年2月16日~20日

・金田剛写真展「M」
 開催日:2022年2月23日~27日
 金田剛写真展展示の概要はこちら

場所:72Gallery → access
〒104-0031 東京都中央区 京橋 3-6-6 エクスアートビル1F

©聶澤文(ネタクブン)

作品「PTUHKI 24E30M」コメント:聶澤文(ネタクブン)
香港のことを最初に知ったのはインスタグラムの投稿だった。短時間のデモだと思っていたが、6月になっても収まらなかった。当初、中国メディアは香港の情報を封鎖した。しかし、数カ月も続き、デモの規模が大きくなることにつれ、中国政府はやむおえず情報封鎖を解禁し、世論操作を始めた。マスコミの手口がうますぎるのか、それとも一般大衆は自分で考える力が弱いのか、私にはわからない。2019年7月になり、「香港では住宅価格の高騰や経済的不平等による暴動が起きている」と、海外の報道とは違った、中国のSNSで流れる情報を目にするようになった。このようにインターネットで得た情報が矛盾するようになったとき、天安門事件以降に生まれた世代としては、これが「再びの天安門事件」を近くで経験できるチャンスかもしれないと思った。
2019年8月、香港にはじめて足を踏み入れた。道路の真ん中に中国政府と香港当局をののしる落書を見たとき、この20年ばかり愛国主義教育を受けてきた私にとっては、初めてその対立側に触れたことになる。私は思わず吹き出した。反抗期の少年がはじめて親に逆らえたときのような、純粋な喜びを得られたからだ。

2019年8月20日と11月8日の2回にわたり香港にて撮影を行った。1回目の撮影は露出に時間がかかるので、一か所に三脚を立てて数十分撮ることが多かった。その間、行進するデモ隊を眺め、スローガンを聞き、第三者の視点から観察した。2回目の撮影はカメラを持ってデモ隊の中を歩くことが多かったので、写真を撮ること自体はメインではなくなっていた。催涙弾、ゴム弾、コショウ弾、放水砲などの警察装備の威力を体感した。

「PTUHKI 24E30M」というタイトルは、警察官がつけるIDナンバーをモチーフにしている 。2020年頭頃、香港警察がバッジの着用を始めたとニュースで報じられた。バッジのIDナンバーを見たとき、それをテーマにすることに決めた。「個人のアイデンティティとは何か」という問いが、この事件の重要なポイントになるからだ。デモ参加者は顔を隠し、警察も勤務中に自分のIDナンバーを提示しないことが多かった。デモ進行中、カメラで人々の様子を記録する警察の特殊捜査官もいるという。これは明らかに、後日になって証拠として使うためだろう。ところがデモ側にとっても、デモ参加者が逮捕された場合、誰が、何人が逮捕されたのかを知るために、公表された顔写真に頼らなければならない。

それから2年がたって振り返ってみると、このランダムな記号が個々の人に、どのような意味を持つのか、またそれぞれの個人が自己をどのように定義しているのか、色々と考えさせられる。結局多くの香港人が国外脱出するのがオチになるが、私としては自ら香港に踏み入れたことで、自分の育った環境や、子供の頃に受けた愛国主義教育を見直すいい機会になった。なぜネット上でも現実でも、まったく関わりのない人間(例えば中国人と香港人)がそんなに争うのか考えてみた。それは受けた教育やイデオロギーの違いが最も大きな原因の一つではないか。

作家プロフィール:聶 澤文 / ネ タクブン
1995年 中国江西省生まれ
2017年 中国西北大学美術科卒業
2019年 「青梅 PHOTO MUSEUM」 東京•青梅 グループ展
2020年 「すみだ向島 EXPO 2020ー東亰プロジェクト」 東京•墨田 グループ展
2020年 「T3 STUDENT PROJECT」 受賞
2021年 「PTUHKI 24E30M」NICA 東京•日本橋 個展
2021年 東京造形大学大学院写真専攻卒業
2021年「すみだ向島EXPO2021―島巡り 向島クルージング」 東京•墨田 グループ展
2021年「PTUHKI 24E30M」 「T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO」 東京駅 グループ展

ウェブサイト:https://niezewen.com
インスタグラム:nie_zewen

T.I.P ポートフォリオレビュー(2022年3月度)

T.I.P PORTFOLIO REVIEWS(2022年3月度)

全世界の日常がCOVID-19により以前の生活から全く変わってしまった現在、日本国内での実際のイベントとしてのポートフォリオレビューが中止になりつつあります。いまだに「終わり」が見えないこの状況でありますが、写真家たちは必死に自分のプロジェクトをできる範囲で、ずっとこの2年間すこしづつ歯を食いしばりながらも進めていたに違いありません。

そこで、T.I.P ではポートフォリオレビューを実際の会場で開催することにいたしました。
自分の作品のプリントを手に持ち、実際に相手の顔を見ながら、プレゼンする機会や相談の機会が今まさに必要だと考えます。

毎月一度 違う視点から見ていただけるレビューワーを迎え、開催していく予定です。

第2回目は、美術館で数々の企画展を担当し、横浜トリエンナーレや札幌国際芸術祭をはじめとした芸術祭で、キュレーターやディレクターを務めてきた 天野太郎さんをレビュアーとしてお迎えいたいします。

お申し込みはこちら


【ポートフォリオレビューとは?】
1セッション15分からなる、レビュアーとの1オン1。キュレーター、フォトフェスティバルディレクター、雑誌編集者・出版ディレクターなど、普段出会う事が出来ない人と繋がりを持つ機会を提供します。

現時点での自分の作品が、レビュアーから見たときにどのように映るのか?といった客観的なコメント。あるいは、それぞれのレビュアーの専門のマーケットにおいてどんな反応が期待できるのか?また、より作品の強度を上げるためのアドバイスなど。自分の作品を、次のレベルにステップアップするための機会として、是非ご参加ください。

【T.I.P PORTFOLIO REVIEWS(2022年3月度)レビュアー】

 天野太郎

(撮影=池田宏)

オペラシティアートギャラリー チーフキュレーター(2022年4月1日付)。横浜市民ギャラリーあざみ野 主席学芸員、札幌国際芸術祭2020統括ディレクター、多摩美術大学、女子美術大学、国士舘大学、城西国際大学 各大学非常勤講師などを歴任。北海道立近代美術館勤務を経て、1987年の開設準備室より横浜美術館で国内外での数々の展覧会企画に携わる。『横浜トリエンナーレ』でキュレーター(2005年 2011年※ 2014年※ / ※はキュレトリアル・ヘッド) を務めたほか、横浜美術館での担当展覧会に、『戦後日本の前衛美術』展(1994年)、『ルイーズ・ブルジョワ』展(1997年)、『奈良美智 I DON’T MIND, IF YOU FORGET ME.』展(2001年)、『ノンセクト・ラディカル 現代の写真III』(2004年)、『金氏徹平:溶け出す都市、空白の森』展(2009年)、横浜市民ギャラリーあざみ野での担当展覧会として、『考えたときには、もう目の前にはない 石川竜一』(2016年)、『新井卓 Bright was the Morning一ある明るい朝に』(2017年)、『金川晋吾 長い間』(2018年)など多数。


【対象者】
写真を志すあらゆるレベルの方(アマ/プロ/一般/学生 問わず)

【レビュー参加費】
1回(15分)レビューセッション
 一般:5,000円(税込)
 T.I.P会員:4,000円(税込)
* T.I.P会員の割引チケットを使用の方は申し込み前に事務局までご連絡ください。

オンライン見学チケット
1,000円(税込)
*アーカイブの配信はございません。
*オンライン視聴は定点カメラでの映像と音声になります。尚、俯瞰による定点カメラとなりますので、個々の作品をクローズアップする予定はございません。
*レビュアーとレビューイー(受講者)にはマイクをご用意します。
*参加人数によっては予定の時間より早く終了することがございますので、予めご了承ください。
*オンラインツールZoomを利用いたします。参加URLは開催前日にPeatixのメッセージにてご案内をいたします。オフラインイベントとして設定の関係上、Peatixのオンライン用の視聴ボタンからはご覧になれません。ご注意ください。

お申し込みはこちら

【場所】
72Galllery
開催場所:TOKYO INSTITUTE of PHOTOGRAPHY / 中央区京橋3-6-6 エクスアートビル 1F
*東京メトロ銀座線 京橋駅より徒歩1分 / 都営浅草線 宝町駅より徒歩1分
アクセス詳細はこちら

【定員】
6名(最少催行人数 5名)


【開催概要】
開催日程:2022年3月12日(土)10:00-12:00(受付開始 9:45)

<タイムテーブル>
*予定になります。時間割は先着順になります。

  1. 10:00-10:15
  2. 10:20-10:35
  3. 10:40-10:55
  4. 11:00-11:15
  5. 11:20-11:35
  6. 11:40-11:55


<プリントサイズ・枚数・注意事項>
*プリント作品(スライド、データは不可)枚数は10枚~20枚、サイズは2L~A4を推奨します。
*長机の上にプリントを並べます。机のサイズ180cmx80cm をご用意します。
*枚数が多くても可能ですが、全部見切れない事もございます。予めご了承ください。
*当日、オンラインで限定公開にてライブ配信をいたしますので、予めご了承の上ご参加ください。尚、俯瞰による定点カメラとなりますので、個々の作品をクローズアップする予定はございません。また、限定公開としアーカイブ配信もいたしません。

<プリント送付+オンラインレビューについて>
プリントを事前にギャラリーに送付していただき、オンラインでプレゼンをできるように対応します。
*プリントをT.I.P宛にご送付いただきます(2日前までにご送付ください)
*プレゼンテーションはリアルタイムでオンラインでお願いします。
*チケットは一般、T.I.P会員チケット共に(プリント送付+オンラインレビュー)をご購入ください。

<プリント送付の返却について>
*送付の際に郵送の場合は返信用封筒(切手付)、宅配便の場合は着払い伝票(返却先記載済)を同梱をお願いします。


送付先:
104-0031
東京都中央区京橋3-6-6 エクスアートビル 1F
一般社団法人TOKYO INSTITUTE of PHOTOGRAPHY
TEL:03-5524-6994


【その他、注意事項】
・お申込み先着順となります。(時間指定希望も先着順になります)
・申込み後、自動返信メールにて受付を致します。
・雨天決行ですが、暴風雨や雪などの影響がある場合催行中止になることもございます。
 その際は、メールにてご案内させていただきます。

新型コロナウィルス感染予防として下記の対策を行います。ご協力のほどお願いいたします。
・マスクは必ず着用してください。
・37.5度以上の熱のある方は受講できません。
・入口にアルコール消毒液を用意していますので、手洗い、消毒をお願いします。
・常時窓を開放し換気をさせて頂きます。

・キャンセルチャージについて:
開催の7日前からキャンセルチャージ(参加費の100%)が発生します。あらかじめご了承ください。
開催8日前までのキャンセルの場合は参加費は全額返金となります。
ただし、以下の場合は返金手数料としてキャンセル1件につき340円の手数料が発生します。
(1)クレジットカード払いにて支払日から50日以上経過している場合
(2)コンビニ・ATM払いでチケットを購入した場合
詳細はこちらをご確認ください。



[プライバシーポリシー]
下記企業サイトよりご確認をお願いします。
TOKYO INSTITUTE of PHOTOGRAPHY
https://tip.or.jp/tipprivacypolicy

熊谷聖司ゼミ 〜実験的な試みのパネル加工を通して、プリント表現の可能性を探る 2期〜

本講座は、写真家 熊谷聖司氏を講師に迎え、既成の範囲の撮影では留まらない表現方法の可能性を学びます。この講座ではインクジェットで出力した写真を通常の写真制作から少し離れた素材である「にかわ」「メディウム」などの画材を使い、一見では絵にも見間違えるような写真表現を探ります。パネルに定着させるプロセスの中で、様々な紙や画材の相性によって、色を滲ませたり、透けて見せたり、と物質的な作用の中で現れる組み合わせを学びます。

こんな人にオススメ
・通常の写真プリント表現とは違った表現を模索しているひと。
・モニターで見る写真とは違った物質感のあるアナログでこそ表現できる面白さを体感したいひと。
・一般的な写真プリントの存在感とは一味違う表現に興味ある人向けのゼミです。

講師プロフィール:熊谷聖司 写真家

写真作品、写真集制作を中心に活動中
1966年 北海道函館市生まれ
1987年 日本工学院専門学校卒業
東京都在住
個展に「もりとでじゃねいろ」「あかるいほうへ」「spring,2011」「EACH LITTLE THING」
「MY HOUSE」「BRIGHT MOMENTS」写真集多数
書店レーベル「マルクマ本店」運営
HP : https://seijikumagai.wixsite.com/mysite
マルクマ本店: kumagaiseiji.buyshop.jp/



お申し込みはこちら

開催概要 全2回

【日時】2022年
1回目 4月30日(土)13:00-16:00
2回目 5月7日(土)13:00-16:00

【場所】
72Gallery(東京・京橋)

【参加費】
17,600円(税込)T.I.P.会員
19,360円(税込)一般

【定員】
10名程度(最小催行 6名)
※T.I.P.会員の割引チケットを利用の方は申し込み前に事務局までご連絡ください。

※キャンセルチャージについて
開催の10日前からキャンセルチャージ(参加費の100%)が発生します。あらかじめご了承ください。
開催11日前までのキャンセルの場合は参加費は全額返金となります。
ただし、以下の場合は返金手数料としてキャンセル1件につき340円の手数料が発生します。
(1)クレジットカード払いにて支払日から50日以上経過している場合
(2)コンビニ・ATM払いでチケットを購入した場合
詳細はこちらをご確認ください。

お申し込みはこちら


【持ち物】
※ A4以下のコピー用紙などの普通紙や和紙、半紙などに5~10枚程度、写真をプリントしてお持ちください。イメージサイズはA5のパネルに貼りますので、A4用紙の中心にA5より一回り大きめのサイズでプリントするのがオススメです。
※ A5の木製パネル 2枚分は参加費に含まれます。それ以上必要な方は各自ご用意ください。
※ 使用する画材は参加人数で割り勘となります。負担 2,000円程度が目安です。
※ エプロン、もしくは、汚れても大丈夫な服装でお越しください。また、汚れてもよい 手ぬぐい も持参ください。







〒104-0031 東京都中央区京橋3-6-6 エクスアートビル1F
TOKYO INSTITUTE of PHOTOGRAPHY 72Gallery

アクセス詳細はこちら


注意事項:
新型コロナウィルス感染予防として下記の対策を行います。ご協力のほどお願いいたします。
・マスクは必ず着用してください。
・37.5度以上の熱のある方は受講できません。
・入口にアルコール消毒液を用意していますので、手洗い、消毒をお願いします。
・エアコンは付け、常時換気をさせて頂きます。


[プライバシーポリシー]
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熊谷聖司ゼミ ~個展の開催を通して、展示空間の制作のプロセスを学ぶ(再日程)~

本講座は写真家 熊谷聖司氏を講師に迎え、個展開催のための制作プロセスを学びます。この講座では個展を開催する際に大事な作品のセレクト、サイズや額装だけにとどまらず、空間の捉え方、空間の活かすとはどういうことかについて学び、魅力的に見せるための作品と空間構成において具体的な要素を学びます。

そして、参加者には72Galleryで実際に個展を開催していただき、プロモーション活動についてまで学びます。

熊谷聖司氏は、’94年 写真新世紀でグランプリを受賞。また近年は、手を休めることなく次々と幅広いスタイルの作品を制作し、驚くべきペースで展示を行っております。是非、この機会に空間の捉え方のみに留まらず、熊谷氏の長年培ってきてたどり着いた写真の本質を捉える考え方や姿勢なども学べる機会となっております。

こんなひとにオススメ
・そろそろ個展をしてみたいなと考えているひと
・個展の実績を積んでみたいひと
・個展を開催したことはあるけれど、次のステップを考えているひと
・作品をブラッシュアップしたいと考えているひと

講師プロフィール:熊谷聖司 写真家

写真作品、写真集制作を中心に活動中
1966年 北海道函館市生まれ
1987年 日本工学院専門学校卒業
東京都在住
個展に「もりとでじゃねいろ」「あかるいほうへ」「spring,2011」「EACH LITTLE THING」
「MY HOUSE」「BRIGHT MOMENTS」写真集多数
書店レーベル「マルクマ本店」運営
HP : https://seijikumagai.wixsite.com/mysite
マルクマ本店: kumagaiseiji.buyshop.jp/


お申し込みはこちら

開催概要 全5回 + 展示

日時:2022年
【講座】
1回目 3月26日(土)14:00-17:00 オリエンテーション
2回目 4月23日(土)14:00-17:00 制作アドバイス、ディスカッション
3回目 5月28日(土)14:00-17:00 制作アドバイス、プロモーションについて
4回目 7月 A~C日程の展示期間中で講評日を設定
※ 2回目~4回目は参加人数が満席の場合の時間となります。最小催行 4名の場合は終了時刻が16:00となります。

【展示期間】
A日程:7月7日(木)~10日(日)
B日程:7月14日(木)~17日(日)
C日程:7月21日(木)~24日(日)
時間:木曜~土曜 12:00-19:00, 各最終日17:00まで
搬入:A~C日程、各火曜 or 水曜 時間は要相談
搬出:日曜 17:00-
※ 申込時に各日程の第1希望~第3希望をお送りください。初回に日程を割り振ります。もし、どうしても参加者間で日程が調整つかない場合は別途8月以降の開催日で設定のご対応をします。

【展示場所】
72Gallery(東京・京橋)
住所:東京都中央区 京橋 3-6-6 エクスアートビル1F
アクセス詳細はこちら

72Galleyの中央に仕切りを設け、各期間2名ずつそれぞれ個展として開催します。
Gallery図面はこちら

【料金】
79,200円(税込)T.I.P 会員
88,000円(税込)一般
※ 欠席 1回目、オンラインで振替あり。無料。任意の日時で調整。(30分間)
※ 欠席 2回目以降は、+2,200円(税込)
※ 個別相談 30分 7,700円(税込)


※ 展示スペースの料金は参加費に含みます。
※ 展示のプリントの制作費は含まれません。
※ 当講座の制作に限りプリントサービスをT.I.P会員価格でご利用可能です。
※ T.I.P会員の割引チケットを利用の方は事務局までご連絡ください。
※ T.I.P会員についてはこちら

※ キャンセルチャージについて
開催の10日前からキャンセルチャージ(参加費の100%)が発生します。あらかじめご了承ください。
開催11日前までのキャンセルの場合は参加費は全額返金となります。
ただし、以下の場合は返金手数料としてキャンセル1件につき340円の手数料が発生します。
(1)クレジットカード払いにて支払日から50日以上経過している場合
(2)コンビニ・ATM払いでチケットを購入した場合
詳細はこちらをご確認ください。

お申し込みはこちら


お支払いの分割ご希望の方は、下記フォームよりお問い合わせください。
https://tip.or.jp/contacttip


【定員】
6名(最小催行 4名)

【持ち物】
取り組みたい作品についての作品や資料


注意事項:
新型コロナウィルス感染予防として下記の対策を行います。ご協力のほどお願いいたします。
・マスクは必ず着用してください。
・37.5度以上の熱のある方は受講できません。
・入口にアルコール消毒液を用意していますので、手洗い、消毒をお願いします。
・エアコンは付け、常時換気をさせて頂きます。


[プライバシーポリシー]
下記、個人情報の扱いの同意の上お申込みください。
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T.I.P ポートフォリオレビュー(2022年2月度)

全世界の日常がCOVID-19により以前の生活から全く変わってしまった現在、日本国内での実際のイベントとしてのポートフォリオレビューが中止になりつつあります。いまだに「終わり」が見えないこの状況でありますが、写真家たちは必死に自分のプロジェクトをできる範囲で、ずっとこの2年間すこしづつ歯を食いしばりながらも進めていたに違いありません。

そこで、T.I.P ではポートフォリオレビューを2月6日(日)に実際の会場で開催することにいたしました。
自分の作品のプリントを手に持ち、実際に相手の顔を見ながら、プレゼンする機会や相談の機会が今まさに必要だと考えます。

毎月一度 違う視点から見ていただけるレビューワーを迎え、開催していく予定です。

今月第一回目は写真史家・写真評論家の打林俊さんをレビューワーとしてお迎えいたいします。

★お申し込みはこちら

【ポートフォリオレビューとは?】
1セッション15分からなる、レビュアーとの1オン1。キュレーター、フォトフェスティバルディレクター、雑誌編集者・出版ディレクターなど、普段出会う事が出来ない人と繋がりを持つ機会を提供します。

現時点での自分の作品が、レビュアーから見たときにどのように映るのか?といった客観的なコメント。あるいは、それぞれのレビュアーの専門のマーケットにおいてどんな反応が期待できるのか?また、より作品の強度を上げるためのアドバイスなど。自分の作品を、次のレベルにステップアップするための機会として、是非ご参加ください。

【T.I.P PORTFOLIO REVIEWS(2022年2月度)レビュアー】
 打林俊(写真史家・写真評論家)

1984年東京生まれ。2010-2011年パリ第1大学招待研究生を経て、2014年日本大学大学院芸術学研究科博士後期課程修了。博士(芸術学)。美術評論家連盟会員。2016〜2018年度日本学術振興会特別研究員(PD)。主な著書に『絵画に焦がれた写真-日本写真史におけるピクトリアリズムの成立』(森話社、2015)、『写真の物語-イメージ・メイキングの400年史』(森話社、2019)、共著に“A Forgotten Phenomenon: Paul Wolff and the Formation of Modernist Photography in Japan”(Dr. Paul Wolff & Tritschler: Light and Shadow-Photographs 1920-1950, Kehrer, 2019)、『写真集の本 明治〜2000年代までの日本の写真集662』(カンゼン、2021)など。2015年、花王芸術・科学財団 美術に関する研究奨励賞受賞。


「写真の物語ーイメージメイキングの400年史」著:打林俊(森話社、2019)


「写真集の本 明治〜2000年代までの日本の写真集600」著:飯沢耕太郎、打林俊(カンゼン、2021)

 

★お申し込みはこちら

【対象者】
写真を志すあらゆるレベルの方(アマ/プロ/一般/学生 問わず)

【レビュー参加費】
1回(15分)レビューセッション
 一般:5,000円(税込)T.I.P会員:4,000円(税込)

オンライン見学チケット
500円(税込)
*オンラインは定点カメラでの映像と音声になります。
*レビュアーとレビューイー(受講者)にはピンマイクをご用意します。
*アーカイブの配信はございません。
*参加人数によっては予定の時間より早く終了することがございますので、予めご了承ください。
*オンラインツールZoomを利用いたします。参加URLは開催前日にPeatixのメッセージにてご案内をいたします。オフラインイベントとして設定の関係上、Peatixのオンライン用の視聴ボタンからはご覧になれません。ご注意ください。

【場所】
72Galllery
開催場所:TOKYO INSTITUTE of PHOTOGRAPHY / 中央区京橋3-6-6 ExArt Bld 1F
*東京メトロ銀座線 京橋駅より徒歩1分 / 都営浅草線 宝町駅より徒歩1分
アクセス詳細はこちら

【定員】
8名(最少催行人数 6名)
* T.I.P.会員の割引チケットを使用の方は申し込み前に事務局までご連絡ください。
* オンライン見学チケット 人数制限なし(アーカイブの配信はございません。)

【開催概要】
開催日程:2022年2月6日(土)10:00~12:35(受付開始 9:45)

<タイムテーブル>
*予定になります。時間割は先着順になります。
10:00-10:15
10:20-10:35
10:40-10:55
11:00-11:15
11:20-11:35
11:40-11:55
12:00-12:15
12:20-12:35

<プリントサイズ・枚数・注意事項>
*プリント作品(スライド、データは不可)枚数は10枚~20枚、サイズは2L~A4を推奨します。
*長机の上にプリントを並べます。机のサイズ180cmx40cm 2台をご用意します。
*枚数が多くても可能ですが、全部見切れない事もございます。予めご了承ください。
*当日、オンラインで限定公開にてライブ配信をいたしますので、予めご了承の上ご参加ください。尚、俯瞰による定点カメラとなりますので、個々の作品をクローズアップする予定はございません。また、限定公開としアーカイブ配信もいたしません。

【その他、注意事項】
・お申込み先着順となります。(時間指定希望も先着順になります)
・申込み後、自動返信メールにて受付を致します。
・雨天決行ですが、暴風雨や雪などの影響がある場合催行中止になることもございます。
 その際は、メールにてご案内させていただきます。

新型コロナウィルス感染予防として下記の対策を行います。ご協力のほどお願いいたします。
・マスクは必ず着用してください。
・37.5度以上の熱のある方は受講できません。
・入口にアルコール消毒液を用意していますので、手洗い、消毒をお願いします。
・常時窓を開放し換気をさせて頂きます。

[プライバシーポリシー]
下記企業サイトよりご確認をお願いします。
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記号の視点で写真を読もう!~記号論を取り入れたアプローチや作品を学ぶ~

 

本講座は”記号論”を通した写真の読み方や写真のまとめ方、また、それを利用した作家の作品について学びます。絶景や決定的瞬間というようなものではない、一見何気なく見える写真を読み解いたり、違った視点から読む面白さを身につけることを目指した オンライン講座となります。

千賀さんが実際に制作した作品で記号の視点を利用した事例や、記号論を利用している作家の作品を題材にして記号の解釈の仕方や意味付けの差異を体験していただきます。実際に課題を通して体験して頂くワークショップです。

講師には、国内外のアワードで数々の受賞経歴を持つ千賀健史さんが担当。千賀さんは、2017年に1_wallでのグランプリをはじめ、 2019年にはアルル国際写真祭(フランス)のブックアワードでショートリスト、2021年にはキヤノン写真新世紀で優秀賞を果たしています。


こんなひとにオススメ
・作品を制作していても記号論という言葉を意識したことが無い方
・自身の作品に深みを持たせたいと考えている方
・写真表現のアプローチがマンネリ化している方
・新たな視点を発見する為にディスカッションしたい方

お申し込みはこちら

講座の流れ(2022年)

1日目 1月30日(日) 10:00〜11:30
 記号論の概要、記号を意識したリサーチ、記号論を利用した作品の紹介
 宿題1:記号の特徴を踏まえてイメージを収集する課題

2日目 2月20日(日) 10:00〜12:00(※終了時間変動あり)
 宿題1 のディスカッション
 知っている文脈から出てくる新たな記号についての解説
 宿題2:タグ付けされたイメージを利用してビジュアルストーリーを制作します。

3日目 3月6日(日) 10:00〜12:00(※終了時間変動あり)
 宿題2 のディスカッション

※2日目と3日目ですが参加人数によって終了時間が変動します。
11:30-12:30の間での終了を予定。当日、早めに退席希望の方は事前にご連絡ください、課題の発表の順番を考慮いたします。
※授業のアーカイブは期間限定(1ヶ月)で視聴可能です。





開催概要

日時:2022年
1日目 1月30日(日) 10:00〜11:30
2日目 2月20日(日) 10:00〜12:00 ※終了時間変動あり
3日目 3月13日(日) 10:00〜12:00 ※終了時間変動あり
※2日目と3日目ですが参加人数によって終了時間が変動します。
11:30-12:30の間での終了を予定。当日、早めに退席希望の方は事前にご連絡ください、課題の発表の順番を考慮いたします。
※授業のアーカイブは期間限定(1ヶ月)で視聴可能です。

参加費:
21,000円(税込 23,100円)T.I.P. 会員
24,000円(税込 26,400円)一般

場所:オンライン
定員:10名(最少催行人数 5名)
※ T.I.P.会員の割引チケットを使用の方は申し込み前に事務局までご連絡ください。

参加条件:
オンライン環境のある方(Zoomを利用)
Gmailが利用可能な方(Google Driveを利用)
※Gmailは無料で利用可能です。
※開催の10日前からキャンセルチャージ(参加費の100%)が発生します。あらかじめご了承ください。
※入室URLは初回開催の前日12:00にメールにてお送りいたします。

お申し込みはこちら

■講師からのメッセージ
写真をやっている人なら誰もがきっといい写真を撮りたい!と思っていると思います。でもいい写真ってなんだろうか?本講座ではその指標の一つとなる記号論的読み解き方を用いて写真について考えてみましょう。


具体的に記号論を詳しく解説するというのではなく、より分かりやすい範囲でこれまでとは違う見方を獲得するための第一歩と考えていただければよいと思います。
具体的には写真に写るものが意味するものは何か、そしてその写真に写るものによって意味されるものは何か?という問いをベースに様々な視点から記号と写真と人の関係を見つめ直します。


講座を通じた経験はきっと、写真を撮る時はもちろん、編集の時、本を作る時、作品のコンセプトを考える時など多岐に渡って写真を理論的に考えるひとつの方法論として役に立つと思います。
まずは気軽に、新たな角度から見る写真の世界を楽しんでみましょう!


講師プロフィール:千賀健史(写真家)


千賀健史

1982年滋賀県生まれ。大阪大学卒業。 作品は主にリサーチをベースとしたドキュメンタリー作品を制作。純粋な記録だけによるのではなく、問題が抱える複雑さを表現するために様々なアプローチを行うことから、飯沢耕太郎氏によりニューフォトジャーナリズムの旗手と評される。 1_WALLを始めとし国内外のアワードで受賞、近年は貧困やオレオレ詐欺について取り組んでいる。

website:www.chigakenji.com


AWARD / 受賞
2014 APAアワード 写真作品部門 入選
2016 Tokyo International Foto Awards Book:Documentary Bronze
2016 Life Framer “HUMANS OF THE WORLD” Shortlisted
2016 Kiyosato Young Portfolio 4 works purchased
2017 16th Photo 「1_wall」 Grand Prix
2017 Kassel Dummy Award “happn” , “Bird,Night,and then” Shortlisted
2018 Breda Photo Portfolio Review – Lens Culture Prize
2019 Kassel Dummy Award “Suppressed Voice” Shortlisted
2019 OBSCURA FESTIVAL Open Call 2019 “The Suicide Boom” Shortlisted
2019 Luma Rencontres Dummy Book Award Arles 2019 “The Suicide Boom” Shortlisted
2019 Dali International Photography Exhibition The Best Emerging Photographer Award
2021 キヤノン新世紀 優秀賞

[プライバシーポリシー]
個人情報の取り扱いに関する同意文
お申し込みいただいた方の個人情報を以下のリンクのように取扱い保護いたします。
お読みいただき、同意していただいた上でお申込ください。
Tokyo Institute of Photography

熊谷聖司ゼミ修了写真展「チェキを利用した実験的な試みのプロセスと表現の可能性を学ぶ 5期」

72Galleryでは「熊谷聖司ゼミ 〜チェキを利用した実験的な試みのプロセスと表現の可能性を学ぶ〜 5期」の写真展を開催します。ゼミも5期を迎えましたが、写真表現をアップデートしつづける熊谷聖司氏の影響の元、毎回新たな素材を試したりする未知の表現手法を試みる場となっています。また、熊谷聖司氏の作品も同時に展示をいたしますので、合わせてご覧ください。

展示詳細
期間:2022年 1月19日(水)〜1月30日(日) ※月・火曜日 休館
時間:12:00-19:00(最終日 17:00まで)
場所:72Gallery内
料金:無料

参加者:熊谷聖司、石川史子、金川ひろみ、くぼたけいこ、崎山和美、武居良太郎、田中結子、千葉愛子、トウキョウタカシ、望月クララ、山本達也、ヤマモトユウコ

 

〒104-0031 東京都中央区京橋3-6-6 エクスアートビル1F
→アクセス詳細はこちら

かなざわのわ フォトプロジェクト「金沢写真部」写真展2022「●●に届けたい金沢」

かなざわのわ フォトプロジェクト「金沢写真部」とは?

かなざわのわフォトプロジェクト「金沢写真部」は、金沢の魅力を市⺠自身が撮影し、内外に向けて発信する取り組みです。

「写真」を撮ることだけにとらわれず、住んでいるからこそ気づける「金沢の魅力」を発信し、それが「輪」となって市内外へ広がっていくことを目標としています。その集大成として、2022年1月に金沢、2月に東京にて写真展を開催します。

会場では、テーマに沿って部員たちが撮影した「金沢の魅力」18点と金沢で育った写真家テラウチマサトさんの写真8点、そしてInstagramのハッシュタグ「#金沢写真部2022写真展」で集まった一般募集作品を展示予定です。

2022年テーマ「●●に届けたい金沢」

今年で2回目となる金沢写真部 写真展。その地で暮らしているからこそ気づくことのできる「金沢の真の魅力」を、届けたい相手である「●●」を想像しながら探していきます。「●●」は、人だけではなく、未来や過去など時空を超えてもOK。届けたい相手や対象があるからこそ、自分の伝えたい思いに気づくことができます。写真部メンバー一人一人が考える「届けたい魅力」を写真で表現し、観る人の心に強く響かせたいと考えています。

 

一般募集作品募集中!~ 2021年12月19日(日)締切~

今回新しいチャレンジとして、写真部に所属していなくても展示に参加できる「モニター用展示作品」を募集します。集まった作品は、金沢会場と東京会場でスライドショー形式で展示予定です。

 募集テーマ
「金沢の真の魅力」
・あなたが考える金沢の真の魅力を考えて、投稿してください。県外に住んでいる方も応募できますので、まずはお気軽にご参加くださいませ。

 募集方法
 ・Instagramのフィード投稿にて、専用ハッシュタグをつけて投稿するだけで完了です。
  「#金沢写真部2022写真展」

 注意事項
 ・投稿枚数に制限はありませんが、1投稿1作品でお願いします。
 ・公開アカウントで投稿をお願いします。
 ※上記を満たしていない場合、掲載できかねますので予めご了承ください。
 ※ 応募多数の場合は、事務局で抽選のうえ、展示作品を選定させていただきますのであらかじめご了承ください。

 投稿締め切り
2021年12月19日(日)まで

 

開催概要

 金沢 
   期間:2022年1月15日(土)~23日(日)8:30~18:00 
   会場:金沢市役所第二本庁舎1階エントランスホール
   (〒920-0999 石川県金沢市柿木畠1−1)

 東京
   期間:2022年2月2日(水)~2月13日(日) 12:00~19:00 ※最終日17:00まで
   会場:TOKYO INSTITUTE OF PHOTOGRAPHY 72Gallery
   (〒104-0031 東京都中央区京橋3−6−6 エクスアートビル1F)

 入場料 金沢・東京いずれも無料

 主催 :金沢市

 主管 :株式会社シー・エム・エス

 

 

 

 

Marcelo Brodsky写真展「Stand for democracy in Myanmar」

写真センター「TOKYO INSTITUTE of PHOTOGRAPHY」内の72Gallery(東京・京橋)では、Marcelo Brodsky写真展「Stand for democracy in Myanmar」を展示します。

Marcelo Brodskyは、写真をはじめインスタレーション、モニュメントなどや、テキストと画像を組み合わせて制作する作品を通してヴィジュアル ナラティヴを提唱している作家です。この度、コロナ禍の為、現地に赴くことができない中でも精力的に制作したミャンマーのデモクラシーを主題にした新作を展示します。

また、日本では初の個展となりますので、この機会にMarcelo Brodskyの作品を御覧ください。

【Marcelo Brodsky写真展】
タイトル:Stand for democracy in Myanmar
場所:72Gallery
住所:東京都中央区京橋3-6-6 エクスアートビル 1F
日付:2021年12月1日(水)〜12月19日(日)
時間:12:00〜19:00
休館日:月曜日、火曜日休館
※ 最終日は17:00までとなります。

Marcelo Brodsky
1954年生まれ。アルゼンチンのブエノスアイレスを拠点に活動。テキストとイメージを組み合わせて意味を伝え、物語を制作します。ブロツキーの作品は、国際的に展示されており、アルゼンチンのブエノスアイレス国立美術館、イギリスのロンドンにあるテート、ヒューストンの美術館、ハノーバーのシュプレンゲル美術館、サンティアゴ・デ・チリの記憶と人権の博物館など、多くのコレクションに収蔵。そして、リヨン、ロッテルダム、サンパウロ、バレンシアなどの国際ビエンナーレにアルゼンチン代表として参加している。

また、ビジュアルアートに加えて、アルゼンチンの軍事独裁政権の犠牲者を称え、記憶するための巨大なモニュメントとアート展示スペースであるParque de la Memoriaの創設者であり、ビジュアルの専門知識をNGOに移転することを目的としたNGOであるVisual Actionの創設者でもあります。2008年には、アルゼンチンの人権に関するB’nai Brith賞を受賞し、2014年には、ボストンのタフツ大学のグローバル・リーダーシップ・インスティテュートから、人権と芸術活動に対するジーン・メイヤー博士賞を授与されている。

 

また、展示会期にあわせ「Present memories of Myanmar -Through the Visual Narrative of Photography」と題したトークイベントを開催いたします。聞き手は、ニューヨーク国際写真センター(ICP)でプログラム・マネージング・ディレクターをしているDavid Campanyをお呼びしてお話をお聞きします。

 

【トークイベント開催概要】

ミャンマーの現在の記憶 ~写真のヴィジュアル ナラティヴを通して~
タイトル:Present memories of Myanmar -Through the Visual Narrative of Photography
登壇:Marcelo Brodsky × David Campany
通訳:速水惟広、野辺地ジョージ
日時:12月1日(水) 21:00~22:30
参加費:1,000円(税込)
定員:80名
online:オンラインツール Zoom
お申し込み詳細 → こちら 
※David Campanyが体調不調につき、Marcelo Brodskyのみの登壇に変更し開催しました。

アーカイブ視聴

 

千賀健史ゼミ3期 ~写真制作におけるトピックを深めるためのリサーチ方法とテーマの見つけ方~

本講座はストーリーテリングやナラティブな写真作品制作をおこなうために欠かせないリサーチ方法を学びながら、実際にリサーチを体験して頂くワークショップです。そして、作品制作の次のステップを目指す人のための オンライン講座となります。

講師には、国内外のアワードで数々の受賞経歴を持つ千賀健史さんが担当。千賀さんは、2017年に1_wallでのグランプリをはじめ、 2019年にアルル国際写真祭(フランス)のブックアワードでショートリスト、2021年にはキヤノン写真新世紀で優秀賞を果たしています。

千賀さんが実際に取り組んでいる作品を題材にして、参加者の皆様には様々なリサーチ方法を実践していただきます。そして、プロジェクトに発展させていくプロセスやイメージに落とし込む方法までを学ぶことが目的となります。

こんなひとにオススメ
・テーマの絞り方に悩んでいる方
・自身の作品に深みを持たせたいと考えている方
・ストーリーテリングの作品制作を体験してみたい方
・制作のノウハウを知り、今後の自身の創作活動に活かしたい方

受講者の声
・今迄に無い内容のゼミでとても勉強になりました。また、頭の中でぐるぐる考えていたテーマを具体的に考えて進める大変良い機会になりました。
・自分のプロジェクトに参考になる写真集の紹介など、とても視野が広がりました。
・とても有意義なご指摘やアドバイスがとても参考になり、自分で迷っていた部分のいくつかに方向性が見えてきました。
・まだ、自らの具体的なプロジェクトや明確なテーマを持たずに参加しましたが、具体的にテーマの絞り方を知るきっかけとなりました。

お申し込みはこちら

講座の流れ(2021年-2022年)

1日目 12月12日(日) 10:00〜12:00
オリエンテーション、リサーチのポイント
宿題1:千賀さんの作品の中から問題集のような課題がでます。

2日目 12月19日(日) 10:00〜12:30
宿題1 のディスカッション
実際の千賀さんの作品を通してリサーチの解説
宿題2:各々が気になるトピックをリサーチ

3日目 1月16日(日) 10:00〜12:30
宿題2 のディスカッション
ストーリー・シークエンスの組み方のポイント、画像の収集のコツやリメイクの仕方
宿題3:実際にストーリーを組んでくる

4日目 2月6日(日) 10:00〜12:30
発表

開催概要

日時:2021年
1日目 12月12日(日) 10:00〜12:00
2日目 12月19日(日) 10:00〜12:30
3日目 1月16日(日) 10:00〜12:30
4日目 2月6日(日) 10:00〜12:30

参加費:
36,000円(税込 39,600円)T.I.P. 会員
40,000円(税込 44,000円)PHaT PHOTO写真教室生徒 & 卒業生
44,000円(税込 48,400円)一般
場所:オンライン
定員:8名(最少催行人数 6名)
※ T.I.P.会員の割引チケットを使用の方は申し込み前に事務局までご連絡ください。

参加条件:
オンライン環境のある方(zoomを利用)
gmailが利用可能な方(Google Driveを利用)
※gmailは無料で利用可能です。
※開催の10日前からキャンセルチャージ(参加費の100%)が発生します。あらかじめご了承ください。
※入室URLは初回開催の前日12:00にメールにてお送りいたします。

お申し込みはこちら

■講師からのメッセージ
作品を制作するにあたって、自身の興味の対象をどのように掘り下げていけばいいのか、またはテーマをどのように決めていけばいいのかとお悩みの方は結構多いのではないかと思います。

今回のワークショップはその点をリサーチによって解決していこう、という内容になっています。

私がこれまで取り組んできたプロジェクトを材料にリサーチ方法を紹介し、その結果をどのように作品全体のストーリーとして取り入れ、またビジュアルに落とし込んでいくのかということをお話ししたいと思います。最終的にはそれぞれが興味を持っているテーマについてもご紹介させていただく方法を参考に掘り下げていただきたいと思っています。

写真は基本的にはどこかに撮りに行く事で制作が可能なメディアですが、自宅にいながらでも出来ることを共に検討し、今後の作品制作に活かせていっていただければ嬉しいです。よろしくお願いいたします。

講師プロフィール:千賀健史(写真家)

千賀健史

1982年滋賀県生まれ。大阪大学卒業。 作品は主にリサーチをベースとしたドキュメンタリー作品を制作。純粋な記録だけによるのではなく、問題が抱える複雑さを表現するために様々なアプローチを行うことから、飯沢耕太郎氏によりニューフォトジャーナリズムの旗手と評される。 1_WALLを始めとし国内外のアワードで受賞、近年は貧困やオレオレ詐欺について取り組んでいる。

website:www.chigakenji.com

AWARD / 受賞
2014 APAアワード 写真作品部門 入選
2016 Tokyo International Foto Awards Book:Documentary Bronze
2016 Life Framer “HUMANS OF THE WORLD” Shortlisted
2016 Kiyosato Young Portfolio 4 works purchased
2017 16th Photo 「1_wall」 Grand Prix
2017 Kassel Dummy Award “happn” , “Bird,Night,and then” Shortlisted
2018 Breda Photo Portfolio Review – Lens Culture Prize
2019 Kassel Dummy Award “Suppressed Voice” Shortlisted
2019 OBSCURA FESTIVAL Open Call 2019 “The Suicide Boom” Shortlisted
2019 Luma Rencontres Dummy Book Award Arles 2019 “The Suicide Boom” Shortlisted
2019 Dali International Photography Exhibition The Best Emerging Photographer Award
2021 キヤノン写真新世紀 優秀賞

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