2024年12⽉13⽇(金)〜12⽉15⽇(日)の期間、アルディト・ホジャによる写真展「Anywhere Out of the World」を開催します。同展は、ニュージーランドで20年以上の歴史を持つフォトフェスティバル「Auckland Festival of Photography」と一般社団法人TOKYO INSTITUTE of PHOTOGRAPHYが共同で運営するアーティスト・イン・レジデンスプログラム「Kowhai Residency」にて滞在制作を行う作家の発表展として開催するものです。

Anywhere Out of the World –この世の外ならどこへでも」は、ボードレイルの散文詩からなづけられた展示で、作家が滞在期間中に東京近郊で訪れた娯楽施設やレクリエーションの場(ギャラリー、美術館、動物園、百貨店など)を記録した一連のイメージで構成されています。

ホジャは、ベンヤミンのパッサージュ論で語られたような都市がもつ「見られるべき」特性を東京(近郊)の至る場所に見つけました。そしてあえてそうした場所が「人がいない状況」を通して、その批評的な可能性を含めて再考しようとしています。

12月15日(日)15:00より出展作家が在廊してのトークイベントを開催します。是非、ふるってご参加ください。

 

 

アルディト・ホジャ 写真展「Anywhere out of the world -この世の外ならどこでも-」
2024年12⽉13⽇(金)〜12⽉15⽇(日)12時〜19時
*会期中は無休/⼊場無料

【開催中のイベント】
・作家によるトークイベント:12/15(日)15:00〜 ⼊場無料

アルディト・ホジャ

タマキ・マカウラウ / オークランドを拠点とするアーティスト兼作家。ホジャはエラム美術学校で優等で学士号(BFA)を取得し、オークランド大学でメディアと人類学の学士号(BA)および社会学の修士号(Masters)も修めました。

 

2022年、ホジャはサモアハウス図書館の研究助成金を受け、コソボのプリシュティナで開催されたマニフェスタ14の一環として、ナラティブプラクティスセンターのためのラジオ劇を制作しました。2023年には、テ・トゥヒで「lost dream[s]」というタイトルのビルボード作品を展示しました。

展⽰に関する詳細・お問い合わせ先:

TOKYO INSTITUTE of PHOTOGRAPHY 72Gallery
〒104-0031 東京都中央区京橋3-6-6 エクスアートビル1F
https://tip.or.jp tel: 03-5524-6994