この度、2020年12月4日(金)から13日(日)にかけて、一般社団法人TOKYO INSTITUTE of PHOTOGRAPHYは東京都中央区京橋にある東京スクエアガーデンの公開空地エリアを中心に、国内外で活躍する写真家たちが「変容性」をテーマにした作品を展示する「T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO」を開催します。

T3 PHOTO FESTIVAL 公式サイト → https://t3photo.tokyo

 

本年の見どころ 

● 屋外展示ゆえのスケール感での展示

作品を味わうための重要な要素である空間。京橋のオフィスエリアという作品を鑑賞するには特異な場所が、来場者に新鮮な写真体験をもたらします。

 

● アーティストの視点を借りて見つめる「私たちの暮らす」現代

大きく変化する社会。「都市と自然」、「見ると見られるの関係」、「気候変動」など、私たちの暮らしに関わるテーマについてアーティストの視点を借りて考える仕掛けがあります。

 

● オンラインでも楽しめるシンポジウムやイベントを開催

会期中、オンラインでもイベントを多数展開。豪華ゲストによるトークショーや、国内10の美大・専門学校で写真を学ぶ学生によるプレゼンテーションなどを開催します。

 

● 空間を活かした様々なスケールの展示をめぐる楽しさを体験

9名の出展作家:
海老原祥子、岡田将、岡田舞子、髙木美佑、中野正貴、濱田祐史、宮崎学、吉田志穂、吉田多麻希(五十音順、敬称略)

 

 

オンラインから参加できるシンポジウムや学生によるプレゼンテーション

12月4日(金)~13日(日)の会期中にかけて豪華ゲストによる様々なトークイベントを開催。

LiberalArts Lab(株式会社ゆめみ)の協力のもと、豪華ゲストを招き、アートシンキングの視点から社会を見つめる5本のトークを開催します。テーマや詳細は、オフィシャルサイトにて随時アップしていきます。

登壇ゲスト:海老澤美幸(弁護士 / ファッションエディター)、上妻世海(キュレーター)、指出一正(雑誌「ソトコト編集長」)、杉田真理子(アーバンリサーチャー)、小林美香(写真研究者)、濱田祐史(写真家 /出展作家)、平井政俊(建築家 / T3 PHOTO FESTIVAL展示デザイナー)、宮崎学(写真家 / 出展作家)ほか

 

「表現とジェンダーの関係性 − 私たちは生活の中で何を見ているのか」

2020年12月4日(金) 19:00開演 20:30終了
小林美香(写真研究者)海老澤美幸(弁護士・ファッションエディター)谷川 嘉浩(哲学者)

「制作、表現、編集 — 分断していく世界の中で」

2020年12月5日(土) 19:00開演 20:30終了
濱田祐史(写真家)高橋幸治(国際ファッション専門職大学国際ファッション学部教授)上妻世海(キュレーター)

「変わりゆく生態系」

2020年12月7日(月) 19:00開演 20:30終了
宮崎学(写真家)指出一正(『ソトコト』編集長)

「変容する都市における公共空間」

2020年12月13日(日) 19:00開演 20:30終了
山本 至(建築家)杉田 真理子(アーバンリサーチャー)平井政俊(建築家)

 

シンポジウムの詳細→こちら

 

 

写真を学べる10の美大、専門学校から選ばれた73名の学生たちによる作品展示をオンラインにて開催

各大学・専門学校より選ばれた1名の学生によるプレゼンテーションイベントを開催します。未来のビジュアルイメージの世界をリードしていく新しい才能をいち早く発掘することができます。

参加校:大阪芸術大学、京都芸術大学、日本写真映像専門学校、日本写真芸術専門学校、日本大学芸術学部、東京工芸大学、東京造形大学、東京ビジュアルアーツ、ビジュアルアーツ専門学校 大阪、武蔵野美術大学(五十音順、予定)

 

T3 PHOTO FESTIVAL TOKYOとは?

T3 PHOTO FESTIVAL TOKYOは、2017年5月に上野公園を舞台に東京初の屋外型国際写真フェスティバルとして開催。第2回となる本年は舞台を京橋へと移し開催します。京橋は、東京、銀座、日本橋に隣接し、多数の企業が進出するビジネスエリアとして発展している街です。一方で、その歴史を紐解くと、歌舞伎発祥の地や歌川広重や狩野派の絵師が屋敷を構えるなど文化芸術にもゆかりのある地であり、現在も国立映画アーカイヴや、アーティゾン美術館などが存在し、オフィスエリアと文化が共存しています。
2020年に起こった世界的なパンデミックは、効率化や集積化の発明である都市の在り方を問うものでした。オフィス街はその影響を強く受けた場所の1つですが、そんな東京のオフィスエリアの中でも、文化と近い距離にある京橋を舞台に開催される作品展を通じて、変容の中から新たなヒントや可能性を考察します。

 

開催概要

名称:T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO 2020
期間:2020年12月4日(金)~12月13日(日)
会場:
①東京スクエアガーデン(東京都中央区京橋3-1-1東京メトロ銀座線「京橋」駅直結)
②72 Gallery(東京都中央区京橋3-6-6 エクスアートビル1階)
③(仮称)新TODAビル計画 工事仮囲い(東京都中央区京橋1-7)
④京橋第一生命ビルディング 1階(東京都中央区京橋2-4-12)
主催:一般社団法人TOKYO INSTITUTE of PHOTOGRAPHY
共催:T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO実行委員会
主管:株式会社シー・エム・エス
協賛:東京スクエアガーデン、東京建物株式会社
会場協力:株式会社ブリヂストン、戸田建設株式会社、第一生命保険株式会社
イベント協力:LiberalArts Lab(株式会社ゆめみ)、株式会社POD、株式会社堀内カラー、POETIC SCAPE
後援:米国大使館(申請中)、中央区(予定)

会場地図

 

■問い合わせ先:
T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO実行委員会
E-mail:t3photofestival@gmail.com