1月13日(土)は「NAE-Lab(ナエラボ)」開催の為、貸切営業となります。どなたでもご自由に入場できますが、72 Galleryの作品はご覧いただけません。大変ご迷惑をおかけしますが、ご了承をお願いします。また、各種イベント、ワークショップに関しましては事前に参加登録が必要になります。リンク先をご覧ください。
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DATE
2018年1月10日(水)〜21日(日)
開館時間 12:00 〜19:00(最終日21日は17:00まで)
休館日 月・火
入場料 無料
※ 1月13日(土)は貸切営業となり、一般の方はご覧になれませんのでご注意ねがいます。大変ご迷惑をおかけしますが予めご了承ください。
CONTENTS
アルゼンチンの写真家マルセラ・マグノのPhotobook「LAND [ 1 ] – oil」作品を展示します。
写しだされているのは石油精製場を撮影した衛星写真で、10枚の写真はイラク、クェート、サウジアラビアなどの国。選択の基準は石油の採掘量。今回の展示空間には世界を動かしているオイルマネーが生まれているトップ10の場所が並びます。
作者は「アルゼンチンのパタゴニア南部に住む私にとって、見える風景は杉本博司の海景のような水平線だけで、そこには何も撮る景色はなかった。でも、ある日、Google Earthを眺めていて知ったの。地上から見える風景は、水平線のみでも、空から見ればそこには景色があるって。」と言い、彼女の興味を引いたのは、石油、リチウム、金、など、世界を動かしている資源の採掘場の衛星写真でした。
また、世界中にあるこれらの場所はどれも同じような構造をしていて、異なる国の人が作ったものでも似たような風景が世界中で生み出されていることに関心を持ち、大地を刻むライン、構造物、その美的構成に心を惹かれた類型(タイポロジー)を浮かび上がらせています。
この世界を動かすほどの強大な富を生み出すこの場所、この土地に刻まれた歴史は果たしてどんなものなのか?この場所が与えている世界の環境への影響は?そこで働く人たちの労働環境は?この場所を巡ってかつてどんな争いが起こったのか?私たちが日々使用するものの中に、この場所から届いたものがどの程度溢れているのか?ここに記録された化石燃料の採掘場を未来の人が見たとき、それをどんな風に思うのだろうか?というような、これらのイメージから連想されるランダムな事について、Traces of thoughts(思考の足跡)を体感できる空間として展示いたします。
Marcela Magno
Land [1] oil, is the first volume of a series that make up a contemporary atlas integrated by global satellite images of areas of extraction of natural resources and energy use.
The book is a box containing 9 folded sheets of 1m by 0.70m printed front and back, an index and an instruction manual. The fronts contain 9 maps of the most important areas of oil extraction in the world and the backs, a single map to assemble and build with a 9 pages a big work from Eagle Ford, Texas. The pages propose to the reader to create a large map to hang on the wall. I was working on it for approximately two years thanks to patronage of the government of Buenos Aires.
This book completes the concept of my work. Land is a photographic project which aims to show contemporary cartography, revealing the historical evolution of the landscape, the political division of territory and the geopolitical development. The images that made up the project were put together with maps taken from google earth which were printed in large scale and high definition. They are satellite maps that reveal the topography of extraction fields and development of natural resources. I am interested in seeing how utopias of modernity convert into a dystopian outcome. These maps seem to confront us with this otherness: social and economic distortion, environmental disaster, misplaced territorial boundaries and the uncertain future of our world.
ARTISTS
マルセラ・マグノ(Marcela Magno)
アルゼンチン、ブエノスアイレス出身。
1993年バルセロナ自治大学卒業
主な写真展
“Zapping”(Rio Gallegos,Argentina) at Sala Scalabrini Ortiz in 2008
“Marcela Magno”(San Gulian,Argentina) at Academic Center of San Julian in 2009
“In Patagonia 2003/2010″(Buenos Aires,Argentina) at La ira de dios in 2010
“In Patagonia 2003/2010″(Rio Gallegos,Argentina) at Sala Scalabrini Ortíz in 2011
“Mapping Territories”(Houston,USA) at the Houston Fine Art Fair in 2015
“Entropy of memory and the present”(Lima,Peru) at Centro de la Imagen in 2016
“Photo Speaks 2016″(Seoul,South Korea) at the International Festival of Photo and Video in 2016
“The Future is Here”(Buenos Aires,Argentina) at Centro Cultural Kirchner from 2016 to 2017
“Guangzhou Image Triennial 2017″(Guangzhou、China) from 2017 to 2018
etc.
誠に勝手ながら、下記の通り休業とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
2017年12月25日(月)〜 2018年1月9日(火)
尚、2018年は1月10日から営業いたします。来年も皆様にとって良い年になるようにお祈り申し上げます。どうぞ良いお年をお迎えください。
Tokyo Institute of Photography
※実践編 追加日程(3月開催)アップしました
デジタルワークフロー講座 ベーシック
皆様は今までに陰影の美しい画像や精緻で美しいプリントを見て、このような作品を作ってみたい、と思ったことはありませんか? デジタル写真は「撮影」のみではなく撮影~RAW現像~レタッチ~プリントまでをフローとして捉えることが大切で、そのような工程を経てクオリティの高い作品が生まれます。本講座はレタッチのみを切り出して教えるレタッチ講座ではなく、全体の流れの中でクオリティの高い作品を作る講座です。 講座は「講義」「実践」に分かれており、講義ではデジタルワークフローの全体と個々の工程における「美しい作品作成のコツ」を習得します。実践編では実際にphotoshopを用い、皆様の写真を作品として完成させます。
こんなことが学べます
講義編
- デジタルワークフローの基礎(美しい作品を作るために)
-
クオリティの高い作品を作るための撮影方法
- RAW現像とは?
- レタッチとプリントについて
実践編
- photoshopによる画像調整
- 明るさ調整、コントラスト、ホワイトバランス、シャープネスの調整のコツ
- レタッチした画像をプリントするまでの実際の設定やフローについて
こんな人におすすめ
- インスタ映えする作品を作りたいひと
- 自分の作品クオリティに不満のあるひと
- RAW現像やレタッチをやってみたいひと
- 美しいプリントに仕上げたいひと
日程(全3回) 講義編1回+実践編2回セット
講義編ではレタッチやプリントの基本的フローを学ぶことができます。
また、次に行われる実践編では学んだことをPhotoshopやLightroomで実際に操作して覚えます。
※ 先着 3名様(当日の時間配分によって5名様まで)にレタッチサービス付き。対象者は直接ご連絡を差し上げます。
場所
講義編と実践編では開催場所が異なりますのでご注意ください。
講義編
T.I.P 1F Class room2(京橋)アクセス
実践編
カロタイプ(市ヶ谷)アクセス
講師プロフィール
講義編 橋本有史
東京都出身 カロタイプフォトワークス代表
PHAT PHOTO写真教室12J卒業
神島塾第Ⅰ期修了
日本写真学院 マスタークラス修了
PHOTO ART ACADEMY修了
写真表現コース第Ⅰ期修了
フォトマスター検定1級
<参考ウェブサイト>
カロタイプフォトワークス:https://www.calotype.jp/
実践編 本多俊一
フォトグラファー/写真教室講師/グラフィックデザイナー、他。芸能プロダクション付制作会社や教材映像制作の会社を経て、フリーランスに。 現在、フォトグラファーとして活動しながら、PHaT PHOTO写真教室にて専属講師を務める。また、80人ほどを集めるグループ展PhotoNicoの主催や、海外での日本人展の企画(2016年-2017年フランス・パリで開催)など展開。 その他クリエイティブに特化した転職支援や和田裕美式・陽転思考エデュケーターなど多方面に渡り活動中。 著書(共同執筆)に「Photoshop Lightroom CCで極める! プロの現像テクニックに学ぶ作品づくり(マイナビ出版)」がある。
<参考ウェブサイト>
ブログ :http://shunichihonda.blog.jp/
PhotoNico:http://photo-nico.com/
Nico(パリ展示):http://nico2016.tokyo/
DATE
2017年12月13日(水)〜12月24日(日)
開館時間 12時〜19時 (最終日24日は17時まで)
休館日 月・火
入場料 無料
CONTENTS
黒い空が青みを帯びて白む。
都市の夜明け、
ARTISTS
大橋 翔
兵庫県生まれ
2004年 De Anza College 映画学科卒業後帰国。
映像制作会社を経てフリーの映像撮影活動を行い
2006年より写真による作品制作をはじめ、現在東京を拠点に活動を続ける。
個展
2007年 「graveyard」新宿眼科画廊
2008年 「ohashisho pola exhibition」渋谷Spuma Cafe (in ar live)
2009年 「expanse」吉祥寺 ap gallery
2009年 釜山国際環境芸術祭(BIEAF)、東京国際環境芸術祭(TIEAF)
2010年 「arひarときarばしょarなつ」六本木super delux
2011年 「第一回下馬ート」世田谷gardenn
2012年 「踊りに行くぜ!!Ⅱ仙台」(映像参加) 仙台メディアテーク
2015年 「citylights」六本木super delux
Sho Ohashi
Born in Hyogo, Japan.
graduated from De Anza College film institute in California.
After spending a year in Japanese commercial film industry,
he has started his career as a freelance cinematographer.
His main artwork has been shifted to photography since 2006.
he currently lives in Tokyo.
Exhibition
2004 West Valley Film Festival
2005 California Media Arts Festival – Merit Award
2007 「graveyard」at Shinjuku Ganka gallery
2008 「ohashisho pola exhibition」at Shibuya Spuma Cafe (in ar live)
2009 Busan International Environmental Art Festival Tokyo International Environmental Art Festival
2009 「expanse」at Kichijoji ap gallery
2010 「ar hi ar toki ar basho ar natsu」at Roppongi super delux
2011 「Shimouma-art」at Setagaya gardenn
2012 「we’re gonna go dancingⅡ」vol.3 in Sendai Media Teak
2015 「citylights」Roppongi super delux
EVENT
オープニングレセプション
2017年12月13日(水)18時〜20時 入場無料
日程
2017年12月13日(水)〜12月24日(日)
12:00〜19:00 (最終日 〜17:00)
休館日:月曜・火曜
場所
T.I.P Blue Wall
T.I.P White Cube
出展者
Blue Wall
テラウチマサト
White Cube
井上亜紀子/江口直宏/鈴木郁子/中島啓介/村上信道/山下雅実/山本大介
概要
・Blue Wall
クリスマスシーズンに合わせた、プレゼントにも最適なテラウチのNY作品を展示。
1年頑張った自分へのご褒美、普段お世話になっている方、大切な方に感謝を込めて贈れるNY作品を一挙展示いたします。
会期中、目玉として、NY作品の軸装による新たな表現も限定公開。
・White Cube
10月に開催された、テラウチマサトによる講評講座にてテラウチが選出した、
注目の7名の入選者の作品を展示。
テラウチマサト講評講座とは…
参加者それぞれが、今いちばん見てほしい作品を提出し、
テラウチが参加者の作品をすべて講評していくというもの、
自分の講評だけでなく、すべての作品の講評が聞けることで、
新たな発見や気付きが得られると好評の講座。
後日テラウチが優秀作品を選出し、参加者には講座以外でも
作品を発表できるチャンスも提供しています。
※展示の選出理由はWEBマガジンPHaT PHOTOでも公開中
http://phat-ext.com/up-date/11552
イベント
【トークショー】
日時:12月21日(木)19:30〜
会場:TIP クラスルーム2
モノクロフィルム撮影&暗室体験講座
こんな人におすすめ
- フィルムで撮影してみたい人
- 暗室を体験してみたい人
- フィルムカメラを持っていない人
- ※ご自身のカメラをお持ちいただいても大丈夫です
日程 全2回 2018年
募集人数
場所
参加費
講師プロフィール
本多俊一
フォトグラファー/PHaT PHOTO写真教室講師。芸能プロダクション付制作会社のグラビア撮影スタジオADからはじまり、デザイン制作事務所などグラフィックデザインを経てから写真にシフト。2009年から2013年までRICOHのRingcubeにてボランティアメンバーdoughnuts*などにも参加。最後の展示企画となった「都会の星」展ではタイトルロゴ・DMデザイン担当。
DATE
2017年11月29日(水)〜12月10日(日)
※12月4日(月)、5日(火)は休館日
12:00〜19:00(最終日は17:00まで)
入場無料
CONTENTS
第33回東川町国際写真フェスティバルの赤レンガ公開ポートフォ
ARTISTS
LILY SHU
1988年中国ハルピン市生まれ。埼玉大学芸術論専攻美学分野を
Born 1988 in Harbin, China. Graduated from Aesthetics Studies (BA) in Saitama University, Art History and Philosophy (MA) in Kent University. From the curiosity towards the idea of time and memory, SHU started art practice in the field of Filming and Photography in 2014. Currently she lives and works in Tokyo, researching at the Graduate School of Tokyo University of the Arts.
EVENT
オープニングレセプション
2017年11月29日(水) 18:00 〜
トークイベント
2017年12月2日(土) 18:00 〜
写真作家・LILY SHUと赤レンガ公開ポートフォリオオーディション審査員によるトーク。尚、登壇は、飯沢耕太郎(写真評論家)、沖本尚志(編集者)、菊田樹子(インディペンデント・キュレーター)で予定しております。
第33回 東川国際写真フェスティバル 赤レンガ公開ポートフォリオオーディション2017概要
北海道上川郡東川町で7月29日(土)、7月30日(日)に開催された写真公開オーディション「赤レンガ公開ポートフォリオオーディション」。写真アーティストの才能発掘と写真文化の高揚を目的に開催され、審査員は飯沢耕太郎(写真評論家)、鷹野隆大(写真家)、沖本尚志(編集者)、菊田樹子(インディペンデント・キュレーター)の4名が務めました。
DATE
2017年11月15日(水)〜2017年11月26日(日)
12:00 〜19:00
休館日 月曜日 火曜日 最終日(26日) 17:00まで
11月23日(木) 18:00 より レセプションを開催いたします
ARTISTS
鈴木光雄(web) / 大門美奈(web) / 川野恭子(web) / 久保重成 / さやか / 今野聡 / まるやゆういち / 橋本有史
CONCEPT
日本の写真家は欧米に比べおおきなハンディキャップがあります。それは「日本人はプリントを購入する習慣がない」こと、また「購入する場合にも作品で判断せず有名写真家というブランドで判断する」ことであり、このような状況からなかなか写真文化が育たない状況となっています。買う側の立場もあります。多くの写真作品は最小でも11X14インチ、多くの場合16X20や20X24インチでこれは日本の住宅事情から飾ることも保管をすることも多くはできません。また、大型作品は有名写真家であれば数十万円以上の価格となり日本の大部分を占める給与所得者にとって気軽に買えるものではありません。日本にプリントを買いそして楽しむ文化をつくるための提案、それがこの写真展です。作品は必ずしも大きい必要はありません。飾ったままの大型作品より目の前で楽しめるテーブルアートを入れ替えつつ楽しむ方ほうが季節の移り変わりの豊かな日本では心に響くと考えます。また小さな作品は保管も容易で価格的にも気軽に売り買いすることができます。デジタル化されたチェキSQ-10の発売により、そのような作品がクオリティの高い形で実現できるようになりました。またスクウェアというフォーマットは「アイコン」になれた現代人にとってより受け入れやすいものになっています。
この度、気軽にアートを楽しむ、気軽に売り、気軽に買う、そのような文化を作りたく、その第一段階として作品展を開催することといたしました。