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写真センター「TOKYO INSTITUTE of PHOTOGRAPHY」内の72Gallery(東京・京橋)では、青海正和写真展 「Atmosphere ~ とある地方都市の空気」を開催します。”とある地方都市”の日常や祭事での心象風景を撮影した作品を中心に約30点を展示します。
五感を通して感じる地方都市ならではの日常や祭事、静謐な情景、例えば、海ホタルと月夜の海岸など、そこで暮らしているからこそ感じた情景を映し出しました。そして、青海氏が高校生の時に影響を受けた”歳時記”があります。このプロジェクトは、その中の美しい言葉に感銘を受け、俳句ではなく、その言葉の持つ世界観を日々の暮らしの中に写真として見出そうとした試みです。また、宇宙教育指導者として、星を眺めながら宇宙が迫ってくる、その言葉に出来ない感覚を何らかの形で残したいと奮闘もしてきました。今展示では、そのような “とある地方都市”で感じた、光や、音、香、水、風などを写真に収めた作品が並びます。
青海正和写真展「Atmosphere~とある地方都市の空気」
会期:2022年11月3日(水)~11月6日(日)
時間:12:00-19:00(最終日は17:00まで)
会場:TOKYO INSTITUTE of PHOTOGRAPHY 72Gallery
〒104-0031 東京都中央区京橋3-6-6 エクスアートビル1F Tel:03-5524-6994
東京駅より徒歩7分、東京メトロ銀座線 京橋駅、都営浅草線 宝町駅より徒歩2分、
入場料:無料
作家プロフィール:青海 正和 | Masakazu Aoumi
富山市出身。中学生の頃から写真に目覚める。2015年よりテラウチマサト氏に師事。写真家 2.0 メンバー、AMAZING TOYAMA 写真部リーダーズ、宇宙教育指導者、日本星景写真協会会友富山県天文学会会員
2019年に秋に開催された東京国際写真祭プレイベント(T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO 2020 PRE)にて、学生プレゼンテーション展を開催し、受賞者の特典して72Galleryでの個展の権利が与えられました。この度、受賞者の中崎大河さん(東京工芸大学:受賞時)の展示を行います。尚、今展示につきましては、コロナ禍の影響で会期が延期になったことと、中崎さんのチューリッヒ芸術大学 BA Fine Artsへの留学が重なった為、今年の開催となりました。
審査員は東アジア圏での写真の関係者、映里 (三影堂撮影芸術中心共同創設者 / 日本)、ウー・ジャバオ(写真教育 / 台湾)、キム・ジョンウン(The Referenceディレクター、IANNBOOKS編集長 / 韓国)、キム・スンコン(写真評論家 / 韓国)、グウェン・リー(シンガポール国際写真祭ディレクター / シンガポール)、シェン・ジャオリャン(写真家、キュレーター、フォトワン主催統括 / 台湾)、ヤンヨー(「Jiazazhi Press」パブリッシャー / 中国)が行いました。
T3 STUDENT PROJECT 2019 グランプリ受賞展
中崎大河展『Negative of preliminaries』
開催日:2022年8月3日~7日
時間:12:00-19:00(最終日 17:00まで)
場所:72Gallery
〒104-0031 東京都中央区 京橋 3-6-6 エクスアートビル1F
→ access
『Negative of preliminaries』について
写真でいうネガポジ法がイメージの消費を拡大したように、型造りとカスティングによる複製技術は、人間の消費を際限なく拡大することを可能にした技術の一つである。中崎は今回、この型作りとカスティングのアイデアを生活空間に応用し、普段は意識に上らないであろう空気の領域についての新たな観点をもたらす。
今回のNegative of preliminariesは、今年5月に開催されたYAU(有楽町アートアーバニズムプログラム)において中崎が発表した作品を拡張したシリーズである。有楽町エリアの3Dデータを用いて制作された都市の鋳型のイメージ群と共に、Bruce Naumanが1941年に制作した”A cast of the space under my chair, 1965 – 1968”のアイデアを拡張しようと試みた立体作品を本展で展開。
作家プロフィール
中崎 大河 | Taiga Nakazaki
1996年東京都生まれ、チューリッヒ在住。チューリッヒ芸術大学、BA Fine Arts在籍。
私たちの住む世界から無限に広がるマテリアルや物を取り込み、それらを注意深く再構築する作品を制作。この手法は、人新生に内在する文化や社会政治的問題にアプローチしていくことを可能にする。
72Galleyでは、熊谷聖司写真展『心』を開催します。2020年に発表した『こころ』の中からと同シリーズの新作 30点を展示いたします。熊谷氏が『こころ』を発表した翌年、『眼の歓びの為に 指の悦びの為に この大いなる歓喜の為に わたしは尽す』の作品を発表しました。近年、精力的に制作している”写真”を写真としての魅力を突き詰めるという試みの作品が並びます。
また、8月中旬完成予定の新作写真集『心』の予約販売及び、新作写真集『ともしびとなれニエプス』を展示会場にて先行発売をします。
新作写真集『心』
予約販売:5,500円(税込)※ お渡しは8月中旬以降
新作写真集『ともしびとなれニエプス』
本体のみ:3,300円(税込)
本体+チェキワイド付き:16,500円(税込)
2020年に発表した「心」シリーズ。
その後、断続的に作品を増やして今現在 No332まで出来ました。
その中から30点を展示します。写真に合わせて額も塗りました。当初この作品の写真集を作る予定はありませんでしたが、現在製作中です。(8月中旬完成予定)
言葉で「〇〇心」や「心〇〇」と表すと「心朗らか」「心ここにあらず」「乙女心」他にも沢山あります。これらは気持ちや状況などを表し大まかな意味では共有できてますが、その解釈は微妙で人それぞれ感じ方は異なっています。一枚の写真を見て、言葉で説明するのも写真から言葉を導き出すのも何か違うと思うので、これらの写真を見ている時の「心」の有り様をみつめてみたいと思いました。
写真の前に立ち、何かを感じても、心が何も動かなくても全然平気なんですよ。
熊谷聖司
展示タイトル:熊谷聖司写真展『心』
開催日:2022年7月20日(水)~31日(日)
時間:12:00-19:00(最終日 17:00まで)
休廊:月曜日・火曜日
場所:72Gallery
〒104-0031 東京都中央区 京橋 3-6-6 エクスアートビル1F
→accessはこちら
※ 7月18日(月・祝)に公開搬入を行います。
希望者はこちらのフォームよりご予約ください。定員 15名
作家プロフィール:熊谷聖司(くまがい・せいじ)
1966年北海道函館市生まれ。
1994年第十回写真新世紀公募優秀賞(南條史生氏選)
『第三回写真新世紀展』にて年間グランプリ受賞。
http://www.kumagaiseiji.com/
HP : https://seijikumagai.wixsite.com/mysite
マルクマ本店: http://kumagaiseiji.base.ec
東京・京橋の72 Galleryでは写真家たちによるスライドショー・プログラム、「LONG SEASON : PHOTOGRAPHERS SLIDESHOW」を開催いたします。
©東海林広太
【LONG SEASON: PHOTOGRAPHERS SLIDESHOWについて】
写真家たちが作品を持ちより、スライドショー形式で作品を発表していく新たなプラットフォーム、「LONG SEASON」が始まります。
プリントを見せる展示、写真集などで構成される印刷の媒体は、写真を発表するためのベースであり、到達点でもあります。しかし空間の広さや限られたページ数などの制約があり、必ずしも写真家のリアルな息づかいを十全に表現できるものではありません。写真家たちは、例えるといつでも音を奏でている音楽家のように、日々写真を生み続けています。音楽家は何度もライブを行い、表現を磨き豊かにしていきます。では写真家に何ができるでしょう?
スクリーンに明滅するイメージの群れ。そのなかから選び抜かれた写真は、その後プリントになり、いずれ写真集に収まり世に現れるかもしれません。一方で、ある時期、ある時に見ることができる写真が存在します。写真の背後には膨大な写真がある。その厚み、そのリアルな積み重ねを、スライド映写を経験しながら共有する。「LONG SEASON」は、その場を作ろうという試みです。
池谷修一:写真編集者・キュレーター
「LONG SEASON」オーガナイザー
©柏田テツヲ
【タイトル:「LONG SEASON」について】
スライドショーのタイトルがなぜ「LONG SEASON」なのか? 季節ごとの開催を計画していること、写真家の営みがずっと続いていくこと、長い変遷を経て、写真家の表現が豊かに成長していくことを実感してもらいたい意図を込めています。
【第1回開催内容】
「LONG SEASON」のスタートに4人の写真家が集まりました。東海林広太、木邑旭宗、柏田テツヲ、名越啓介という世代や志向もことなる顔ぶれです。第1回は、写真家と場所の関係をさまざまに考えさせる写真の群れが出会います。東海林は、自宅での5年間の生活から、木邑は房総や伊豆の海岸での対話、柏田と名越は、それぞれ広大な距離を移動しながら撮影しました。柏田はオーストラリアでのロードトリップ的な作品、名越はアメリカ北西部を走る貨物列車からのパノラマ作品です。
©名越啓介
【スライドショー開催日】
スライドショーの開催日は3日間です(*下記一覧参照)。
合わせて写真家を紹介するオムニバスの展示と作品集などの販売を行います。
6月26日(日)16:00~
*上映→トーク→上映(同一作品を2回上映)
*上映作家と作品:
柏田テツヲ「Into the Gray」
木邑旭宗「SHORES」
7月1日(金)19:00~
*上映→トーク(各作品を1回上映)
*上映作家と作品:
木邑旭宗「SHORES」
名越啓介「ON THE LINE」
柏田テツヲ「Into the Gray」
東海林広太「グッド・バイ」
7月3日(日)15:00~
*上映→トーク(各作品を1回上映)
*上映作家と作品:
東海林広太「グッド・バイ」
木邑旭宗「SHORES」
名越啓介「ON THE LINE」
**上映内容が変更になる場合があります**
【展示期間】
日程:6月22日(水)〜7月3日(日)12:00~19:00 (展示最終日は17:00まで)
休館日 : 月・火
**参加写真家の作品や写真集を展示販売しています。**
【参加料】
入場料スライド上映:前売り:1,300円 当日:1,500円
前売りチケット購入はこちら(peatix 7月1日19:00まで)
http://ptix.at/Iffom8
*全ての日程で入場できます。初回の受付時でチケット(記名)をお渡しします。26日にご来場いただいた場合、最大で全3日間の観覧ができます。再入場時にはチケットと身分証をご提示ください。
*スライド上映時以外の展示観覧は無料。
※前売りチケットはキャンセルできません。
※予約チケットではございません。入場は先着順となりますので予めご了承ください。
©木邑旭宗
【写真家プロフィール】
東海林広太 Ko-ta Shouji
HP: https://ko-ta-shouji.com
1983 born in Tokyo Japan
2007 active as a stylist and start
2014 activity of a photography is begun
solo exhibition
2017 <Beautiful> SOYCHANG empty space / Tokyo
2017 <つぎのblue> MARcourt DESIGNEYE/ Tokyo
2019 <go sees >UltraSuperNew Gallery / Tokyo
2019 <過去に写した時間 誰も知らなかった写真について> PARK GALLERY/Tokyo
2019 <青い光> Void/Tokyo
2019 <happen> zakura /Tokyo
2021 <everything matters>/The wall , samva, zakura, Skool/ Tokyo
2021 <あの窓とこの窓は繋がっている>/ same Gallery / Tokyo
木邑旭宗(きむら・かつひこ)Katsuhiko Kimura
1970年生まれ。Buero New Yorkでグラフィックデザイナーとして活躍後、The International Center of Photography N.Y.(ICP)で写真の基本を学び写真家として活動開始。現在は東京を拠点とし、「自然との調和」をテーマに、海をモチーフに制作中。上映作品「SHOHERSは、九十九里の作田浜と下田市の吉佐美大浜を中判フィルムカメラmakina67で撮影したもの。NYに住んでいたころ、時間ができるとコニーアイランドやロングビーチに足を運んでいたという木邑にとって、海は心が穏やかになり、気持ちをリセットできる場所である。木邑の撮る透明感のある風景は、海が作り出す光景の美しさへの純粋な感動とリスペクトを感じさせ、鑑賞者の心にスッと浸透していく。
個展
2012年 神楽坂、ギャラリーArtdishにて「夢」展示。
2019年 六本木、東京ミッドタウン・富士フイルムフォトサロン 東京にて「LOVE& PEACE」展示。
2020年 下目黒、ふげん社 コミュニケーション ギャラリーにて「DRIFTERS」展示。
2020年 駒沢、Skool Komazawaにて「SANDSCAPE」展示。
2021年 下目黒、ふげん社 コミュニケーション ギャラリーにて「WAVES」展示。
柏田テツヲ Tetsuo Kashiwada
旅をしながら自然や人に出会い、そこで感じた疑問に目を向け、人と自然との関係性を軸に独自の視点で作品を発表している。
受賞歴
2019年 第42回写真新世紀 佳作 サンドラ・フィリップス氏選
2020年 第43回写真新世紀 佳作 瀧本幹也氏選
2021年 JAPAN PHOTO AWARD受賞 Charlotte Cotton / Mutsuko Ota選
2022年 YPF PHOTO AWARDS 2022 最優秀賞受賞
名越啓介 Keisuke Nagoshi
1977年奈良県生まれ。大阪芸術大学卒。19才で単身渡米し、スクワッターと共同生活をしながら撮影。その後アジア各国を巡り、2006年に写真集『EXCUSE ME』を発表。雑誌やカタログ等で活躍する一方で、その後も写真集『SMOKEY MOUNTAIN』、『CHICANO』、『BLUE FIRE』、
はじめて国内を題材にした『Familia 保見団地』では『写真の会』賞受賞。2019年8月『バガボンド インド・クンブメーラ 聖者の疾走』、2021年4月には最新写真集『ALL.』をリリース。2022年6〜7月、アメリカをトレインホッピングしながら撮影した新作展、俳優・渋川清彦をとらえた写真集『ALL.』からの展示を行う。
<Photo Book>
2002年『WEST SIDE』(角川書店)
2006年『EXCUSE ME』(TOKIMEKI パブリッシング)
2009年『CHICANO』(東京キララ社)
『THE BLOOD OF REBIRTH』(USEN)
2011年『SMOKEY MOUNTAIN』 (赤々舎/ PARIS PHOTO 2011 出展)
2012年『笑う避難所』(集英社新書)
2013年『BLUE FIRE』(少年写真クラブ)
2014年『Sing Your Own Story』山口冨士夫(ルーフトップ/ロフトブックス)
2016年『Familia 保見団地』(Vice Media Japan)★2017年 写真の会賞受賞
2019年『バガボンド インド・クンブメーラ 聖者の疾走』(イースト・プレス)
2021年『ALL.』 (CONVOY & FUNK.CO.)
<Exhibition>
2006年「EYES OF FELLOWS」(BEAMS GALALLY)
2007年「EXCUSE ME」(BEAMS OSAKA HIROSHIMA)
2009年「CHICANO」(digmeout)
2010年「荒野」(THE LAST GALLALY)
「青い光」(SAKURURAZAKA ART GALLERY)
2011年「FRED PERRY PHOTO EXHIBITIONS」
「日印グローバル・パートナーシップ・サミット 2011」 (インドセンター)
「SMOKEY MOUNTAIN」(AKAAKA ART PUBULISHING)
「SMOKEY MOUNTAIN」(B gallery)
「バガボンド」(CANON GALLERY GINZA OSAKA SAPPORO)
2013年「ボリウッドサーカス」(M2 ギャラリー)
2014年「BLUE FIRE」 (CANON GALLERY GINZA OSAKA SAPPORO SENDAI)
「JENPAULKNOTTO」(OMOTESANDO HILLS)
2016年「Familia 保見団地」(ART PHOTO TOKYO -edition zero-)
「山口冨士夫」(Galaxy-gingakei)
2017年「LET’S GO」(CANON GALLERY GINZA, NAGOYA, OSAKA, FUKUOKA, SAPPORO)
「Familia 保見団地」(東京カメラ部 特別展示)
「Familia 保見団地」(写真の会賞)
2018年「Familia 保見団地」(東京都人権プラザ)
「KINSHASAAA!」(IMA:ZINE)
「DO-YA」(京都 藤井大丸)
2019年「LOOK at THE SUN」(B gallery)
「MR.INDIA」(IMA:ZINE)
2020年「MR.INDIA in FUKUOKA supported by IMA:ZINE」(PARQ)
2021年「THE MAN」(Kiyoyuki Kuwabara Accounting Gallery)
2022年「ON THE LINE」 (DINER$ CLUB)
「ALL.」(RADIALL)
【協力】
ベンキュージャパン株式会社
エリートスクリーンジャパン株式会社
【特定商取引に基づく表記】
以下のリンクのようにお取り扱いします。
https://tip.or.jp/tokutei
個人情報の取り扱いに関する同意文
お申し込みいただいた方の個人情報を以下のリンクのように取扱い保護いたします。
お読みいただき、同意していただいた上でお申込ください。
Tokyo Institute of Photography
注意事項:
新型コロナウィルス感染予防として下記の対策を行います。ご協力のほどお願いいたします。
・マスクは必ず着用してください。
・37.5度以上の熱のある方は参加できません。
・入口にアルコール消毒液を用意していますので、手洗い、消毒をお願いします。
・常時窓を開放し換気をさせて頂きます。