新型コロナウイルスの影響で講師の来日がキャンセルのため、当講座を中止いたしました。

この講座は作品編集を必要とする人に向けて、世界的に活躍するキュレーターのクラウディ・カレラスが、一人ひとりの作品に対して編集レクチャーとアドバイスを行う講座です。クリスティーナ・デ・ミデルをはじめとしたトップレベルの作家の展示キュレーションや写真集編集に関わるクラウディによる講座は6名限定の講座となります。

今回の講座では参加者を限定し、一人につき約1時間ずつの時間をとります。

自身の作品について再考し、また写真編集のプロセスにおいて介在する様々な要素について学ぶ行為は、写真集や展示等、それがどういった目的であったとしても極めて得るものが大きいものになることをお約束します。

一つのイメージには様々な解釈が可能であり、写真から複数の方向へと想像を羽ばたかせる事が可能です。
写真の並びにこそ、作家が作り上げ伝えたいアイデアや意味が定義されるのです。

デジタルの世界において、イメージを創りだすことはますます簡単になり、写真の中に意味や効果的なナラティブ(物語性)を見つけることはさらに困難になっています。

現代の写真家にとって最大のチャレンジは、作家のアイデアを伝えるためのメカニズムを見つけ出すこと。
このワークショップでは、効果的なビジュアルナラティブを創り出すために写真シリーズをいかに構成し、またそこに意味を与える方法を学ぶことをゴールとしています。

クラウディ・カレラスさんのようなレベルのキュレーターが参加者の作品を見て、つじつまの合わないストーリーを再構築し、作品に不要なもの、足りないもの、その理由など、個別のアドバイスをしてくださる機会は極めて貴重です。
もし作品の構成について悩んでいるのであれば、このチャンスを絶対に逃さないでください。

【必須事項】

参加者は現在進行中の1つのシリーズ / プロジェクト作品から、
最低50枚以上のプリントをお持ちください。
(写真は、L版、2L、はがきサイズ程度にプリントしてお持ちください)

【講師プロフィール】

クラウディ・カレラス(インデペンデントキュレーター / 編集者)
1973年バルセロナ生まれ。写真研究者、バルセロナ大学芸術学修士、博士号課程。これまでに50以上の国々、4つの大陸で作家の個展あるいはコレクティブの展示キュレーションを手がける。その活動は多岐にわたり、様々な国際写真祭ディレクターとして活躍。南アメリカにおける最も重要なフェスティバル「Latin American Photography Forum」ではその創設から携わり、展示キュレーションを手掛ける。主な展示に「Laberinto de Mriadas(視線の迷宮)」や2018年のアルル国際写真祭におけるクリスティーナ・デ・ミデルとブルノ・モライスによる「Midnight on the crossroad」など。その他、写真集出版社「Madalena」の共同創設者としてこれまで20以上のタイトルを出版。国際写真コンペにも審査員として名を連ね、2020年度のソニーワールドフォトグラフィーアワードでも審査員の一人を務めている。

【対象者】
写真家、デザイナー、編集者

【参加費】
30,000円(税込)

【申込方法】
本サイトの応募フォームよりお申込ください。

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【開催概要】
開催日程:2020年3月1日(日)13:00~19:00
開催場所:Tokyo Institute of Photography / 中央区京橋3-6-6 ExArt Bld 1F
・東京メトロ銀座線 京橋駅より徒歩1分 / 都営浅草線 宝町駅より徒歩1分
アクセス詳細はこちら

【注意事項】
・お申込み先着順となります。
・申込み後、自動返信メールにて受付を致します。
・キャンセルチャージについて:
開催3日前からキャンセルチャージ(参加費の100%)が発生します。あらかじめご了承ください。
キャンセルの場合参加費は全額返金となります。(ただし、コンビニ/ATMで支払いをされた場合は500円の手数料を差し引いてPeatixより銀行振り込みにて返金をさせていただきます)

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