72Galleryでは、内川昌平写真展「KISS – Keep it simple stupid.」を開催します。
 2020年の春から写真家 熊谷聖司氏の暗室に通い詰めて精力的に手焼きのプリントの技術を身に着けてきたという内川が、この度、写真集「東京夢島零番地」を出版します。それに合わせて、その写真集の原稿となった作品をカラーフィルムの手焼きプリントで展示します。

展示タイトル「KISS」は、内川の写真への活動方針です。写真に恋して、”Keep it simple stupid.”の頭文字KISSが意味する”シンプルに愚直に写真をする”という意思表示です。今回の展示では、出版した作品をメインに一部写真集に入り切らなかった作品も含めて26点を展示します。

尚、会場では、写真集「東京夢島零番地」の販売、プリントの販売を行います。

 展示タイトル:内川昌平写真展「KISS – Keep it simple stupid.」
 開催日:2022年5月11日(水)~22日(日)
 時間:12:00-19:00(最終日 17:00まで)
 休廊:月曜日・火曜日
 場所:72Gallery
 〒104-0031 東京都中央区 京橋 3-6-6 エクスアートビル1F
 →accessはこちら

 

コメント:内川昌平
写真集「東京夢島零番地」は、無意識にシャッターを押し、自分の求める色を求めてプリントを続けていくうちに、蓄積された結果が現実の記録とは限らない人と街の物語に見えてきた。そして、現在や今を表現することに拘らず、時代を超えても朽ちない写真を目指したものです。

 

コメント:熊谷聖司

内川(うっちー)の事

2020年から暗室教室に足繁く通い始めたうっちー
いつの頃からかプリントした写真を本にまとめたいと宣言。
撮影、プリントを繰り返し写真の数はどんどん増えていった。
何度となく編集を繰り返し今回の形になりました。

俺が感じるうっちーの印象ですが、好奇心旺盛、ヘタクソなんだけど諦めずできるまで「やり切り」完成させる。
今後も8×10カメラで撮影した作品群もしっかりやり切ると思います。

プロフィール:内川昌平|Syouhei Uchikawa
1965年福岡県生まれ、東京都在住。PHaT PHOTO写真教室ハイパークラス卒業。
市販のデジタルカメラが普及しつつある創世記に写真を始める。その後、Leicaに嵌まり、デジタルLeicaを蒐集するようになる。しかし、現在ではデジタルカメラを全て手放し、フィルムカメラと印画紙での表現の魅力に取り憑かれ作品制作を行っている。

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