T.I.Pの2つの人気ゼミから「千賀健史ゼミ×うちばやしゼミ」の特別企画の開催が決定しました。

写真作家、キュレーター・評論家という異なる視点で展開されてるゼミを合体させて、多角的な視点から表現と本の関係を掘り下げる企画です。展覧会キュレーションも手がけ、造本にも造詣の深い写真史家・写真評論家の打林俊氏が、千賀健史氏の新作『Hijack Geni』の徹底解剖を中心に、ドキュメンタリーフィクションの世界と造本表現の世界を紐解きます。

また、参加者の中から数名の作品をピックアップして、講師の二人からレビューとディスカッションする全2回講座です。

お申し込みはこちら (外部サイト peatix)

『Hijack Geni』とは
オレオレ詐欺をベースに作り出されたドキュメンタリーベースのフィクション、写真家 千賀健史氏の新作。
作品詳細はこちら



こんなひとにオススメ
・ドキュメンタリーとフィクションの掛け合わせ方のポイントに興味がある方
・写真編集のヒントを欲している方
・千賀健史『Hijack Geni』の写真集や写真展を鑑賞し、もっとより作品について知りたいと思った方
・うちばやしゼミが気になっている方


講座の流れ

1日目 7月15日(金) 19:00〜20:30
千賀健史作品『Hijack Geni』を軸に、ドキュメンタリーフィクションやナラティヴ、造本設計に参考になった写真集などの解説をします。

2日目 8月19日(金) 19:00〜21:00
参加者の中から数名の作品を選考し、千賀健史氏と打林俊氏にレビューを受けてもらい参加した皆さんとディスカッションを行います。

1日目受講後にレビュー希望者は下記を提出してください。
ただし、レビューは選考となります。提出方法の詳細は、1日目のアーカイブ配信時にご案内します。
※レビューを希望されない方でも参加可能です。

主な提出内容(聴講のみ希望の方は提出不要です。)
・提出期限:7月末まで。
・大まかなテーマ(進行中のプロジェクトや、やりたいこと)
・イメージ(写真など) 10枚~上限なし
・データでも実物でも可能、印刷クオリティは問いません。
・作品返送希望者は、返信用封筒 or 返送先記載の着払いの送り状などご用意ください。京橋会場参加者は、2回目の講座時に直接受け取りも可能です。

選考結果で通過しなかったひと
・講師のどちらかから全員に個別に一言コメントをお送りします。

選考結果で通過したひと
・ダミーブックなど、実際に作ったものがあれば提出してください。
・京橋で参加するひとは直接作品を会場にお持ちください。
・オンライン参加のひとは、予め京橋に作品を送ってください。データのみでも可能です。



開催概要

日時:2022年
1日目 7月15日(金) 19:00〜20:30
2日目 8月19日(金) 19:00〜21:00

参加費:
10,000円(税込)T.I.P 会員
12,000円(税込)一般
6,000円(税込)学生割(U26割)
※ T.I.P 会員の割引チケットを使用の方は事務局までご連絡ください。
※ アーカイブ視聴動画あり。8月末まで。

場所:
T.I.P 72Gallery 1Fクラスルーム(定員 10名)
および、オンライン Zoom(定員 50名程度)

オンライン参加方法:
開催前日お昼ごろにメールでZoomのURLをお送りいたします。


〒104-0031 東京都中央区京橋3-6-6 エクスアートビル1F
TOKYO INSTITUTE of PHOTOGRAPHY
最寄駅、京橋駅、宝町駅、銀座駅、東京駅
アクセス詳細はこちら

 

お申し込みはこちら (外部サイト peatix)


※開催の7日前からキャンセルチャージ(参加費の100%)が発生します。あらかじめご了承ください。




講師プロフィール

千賀健史(写真家)


1982年滋賀県生まれ。大阪大学卒業。 作品は主にリサーチをベースとしたドキュメンタリー作品を制作。純粋な記録だけによるのではなく、問題が抱える複雑さを表現するために様々なアプローチを行うことから、飯沢耕太郎氏によりニューフォトジャーナリズムの旗手と評される。 1_WALLを始めとし国内外のアワードで受賞、近年は貧困やオレオレ詐欺について取り組んでいる。

website:www.chigakenji.com


AWARD / 受賞
2014 APAアワード 写真作品部門 入選
2016 Tokyo International Foto Awards Book:Documentary Bronze
2016 Life Framer “HUMANS OF THE WORLD” Shortlisted
2016 Kiyosato Young Portfolio 4 works purchased
2017 16th Photo 「1_wall」 Grand Prix
2017 Kassel Dummy Award “happn” , “Bird,Night,and then” Shortlisted
2018 Breda Photo Portfolio Review – Lens Culture Prize
2019 Kassel Dummy Award “Suppressed Voice” Shortlisted
2019 OBSCURA FESTIVAL Open Call 2019 “The Suicide Boom” Shortlisted
2019 Luma Rencontres Dummy Book Award Arles 2019 “The Suicide Boom” Shortlisted
2019 Dali International Photography Exhibition The Best Emerging Photographer Award
2021 キヤノン新世紀 優秀賞



講師プロフィール:
打林俊(写真史家/写真評論家)


 1984年東京生まれ。2010-2011年パリ第1大学招待研究生を経て、2014年日本大学大学院芸術学研究科博士後期課程修了。
博士(芸術学)。美術評論家連盟会員。2016〜2018年度日本学術振興会特別研究員(PD)。主な著書に『絵画に焦がれた写真-日本写真史におけるピクトリアリズムの成立』(森話社、2015)、『写真の物語-イメージ・メイキングの400年史』(森話社、2019)、共著に“A Forgotten Phenomenon: Paul Wolff and the Formation of Modernist Photography in Japan”(Dr. Paul Wolff & Tritschler: Light and Shadow-Photographs 1920-1950, Kehrer, 2019)、『写真集の本 明治〜2000年代までの日本の写真集662』(カンゼン、2021)など。2015年、花王芸術・科学財団 美術に関する研究奨励賞受賞。雑誌『写真』エディトリアル ディレクター。


「写真の物語ーイメージメイキングの400年史」著:打林俊(森話社、2019)




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