写真の表現は現在とても多様化しています。その多様化の中でどのように自分の作品を表現したらよいのか、さらにスキルアップするためにはどのようにしたらよいのか考えているひとに向けた連続講座を行います。

 

この講座では、ナビゲーター講師として写真アトリエ カロタイプフォトワークス代表の橋本有史氏と72Galleryディレクター鈴木雄二氏の二人が担当し、尚且、ゲスト講師にフィルムカメラに精通している育緒氏、写真評論家のタカザワケンジ氏、コンテンポラリーアート写真作品でも注目されている大和田良氏を迎えることにより、画一的ではない多様な写真表現を学ぶことを目的としています。その多様な表現方法を学びながらご自身の作品に取り入れていただきます。

 

そして、10回の講座終了後には卒業展示を行いますので、より実践を意識して制作プロセスを学ぶことが可能です。

こんなひとにおすすめ

・写真は好きだけれど今後どうしたら良いか迷っている方

・現在撮っている写真を一度まとめたいと考えている方。

・テーマの見つけかたのヒントが欲しい方。

・プリントのクオリティにもこだわった展示をしてみたいと考えている方。

・作品と展示の仕方についてもう少し知りたいと考えている方。

 

スケジュール、講座内容

各回 19:30-21:30

30分座学 + 90分フォトレビュー

・ゲスト講師の回は120分フォトレビュー

 

713() オリエンテーション

810() テーマとモチーフ

831() ゲスト講師 育緒 フォトレビュー

9月21日(金) 写真集から学ぶ1(時代を変えた写真集)

10月12日(金) 写真集から学ぶ2(時代を変えた写真集)

11月2日(金) ゲスト講師 タカザワケンジ フォトレビュー

11月23日(金) ワークフローとプリントクオリティ

12月14日(金) 額装と展示

1月11日(金) ゲスト講師 大和田良 フォトレビュー

2月1日(金) キャプションとプレゼンテーション

 

3月20日(水)~31日(日) T.I.P. White Cube + Blue Wallでの展示

 

開催場所

〒104-0031 東京都中央区京橋3-6-6 エクスアートビル1F

T.I.P クラスルーム2

アクセス詳細はこちら

 

受講料

T.I.P会員 77,760円(税込)

一般 86,400円(税込)

定員 8名(催行最小人数 6名)

※ 受講料には展示料金 (172,800円相当)を含みますので、8名参加で1回講座あたり換算は 6,480円です。

※ 講座初回 10日前よりキャンセル料が発生します。予めご了承ください。

※ お客様の都合でキャンセルされた場合や、授業にご出席いただけなかった場合でも、一旦ご入金を頂いた受講料はご返金できませんのでご了承ください。

※受講料の分割希望の方は、下記フォームよりお問い合わせください。
 3回払い(T.I.P.会員 25,920円×3回、一般 28,800円×3回)

お問い合わせフォーム
https://tip.or.jp/contacttip

 

お申込みはこちら

 

受講料に含まれるもの

White Cube + Blue Wall展示 使用料

 

受講料に含まれないもの

プリント及び額装費 ※ 額の貸出は可能です。詳細はお尋ねください。

レセプション費(実施の場合)

展示DM(作成の場合)

 

オプションとして、下記の講座もご用意可能です。

・レタッチとプリント講座(有料)カロタイプフォトワークス使用

・暗室とプリント講座(有料)カロタイプフォトワークス使用

・展示に向けてのプリント会 場所代、消耗品代実費

・補講 無料(1回程度)※ ゲスト講師の補講はございません。予めご了承くださいませ。

※ カロタイプフォトワークスはこちら

 

講師について

ナビゲーター講師 橋本有史

カロタイプフォトワークス代表
PHAT PHOTO写真教室12J卒業 
神島塾第Ⅰ期修了
日本写真学院 マスタークラス修了
PHOTO ART ACADEMY修了
写真表現コース第Ⅰ期修了
フォトマスター検定1級

<参考ウェブサイト>

カロタイプフォトワークス:https://www.calotype.jp/

 

ナビゲーター講師 鈴木雄二

72Galleryディレクター。PHaT PHOTO写真教室講師。外資系企業の専属フォトグラファーを8年間担当。一年の半分は取材で日本全国の美術館、文化遺産や観光名所を撮影するという日々を過ごす。2011年よりPHaT PHOTO写真教室講師を務めつつ、現在はギャラリーのディレクターとして活動。所有の写真集は約700冊以上。

 

ゲスト講師 育緒

デジタル世代に向け、フィルムカメラを取り入れたユニークライフを提案するFilm Camera Revivalの代表。機械式カメラ修理歴18年。写真家としては2007年土門拳文化賞受賞。京都市生まれ。東京、メキシコシティ、ハリウッド、サンフランシスコなどに暮らし、現在は再び京都市在住。写真集「Whiskey drinking troubadour/酔いどれ吟遊詩人」(窓社)、著書「I love フィルムカメラ」(技術評論社)

 

ゲスト講師  タカザワケンジ

1968年群馬県生まれ。写真評論、写真家インタビューを雑誌に寄稿。『Study of PHOTO 名作が生まれるとき』(ビー・エヌ・エヌ新社)日本語版監修。渡辺兼人写真集『既視の街』(東京綜合写真専門学校、AG+ Gallery)の構成と解説など、写真集制作にも携わる。東京造形大学、東京綜合写真専門学校ほかで非常勤講師を務める。

 

ゲスト講師 大和田良

東京工芸大学大学院芸術学研究科修了。 2005年、スイス・エリゼ美術館 「reGeneration.50 Photographers of Tomorrow」展に選出され以降、国内外で作品を発表。2007年、初の写真集『prism』を青幻舎より刊行。フォトエッセイ集「ノーツ オン フォトグラフィー』(リブロアルテ)、写真集『FORM』(深水社)など著書多数。東京工芸大学芸術学部写真学科非常勤講師。