この講座では様々な作家の作品を出来るだけ忠実に模倣する作業を行いながら、撮影技術や作品に込められたコンセプトを学んでいきます。

絵画や音楽を学ぶ場合と同様、写真においても模倣は非常に有効な学習手段のひとつです。

模倣を行うには、被写体のかたちを眺め、光を作り、レンズを選び、構図や露出を決めるなど様々な技術的要素を読み取る必要があります。普段の撮影とは違い、模倣を行うことで自分に足りない技術に気づくこともあれば、テーマやコンセプトを再発見できることもあるでしょう。

第一回目では、アーヴィング・ペンの静物写真で構図を学びつつ、エドワード・ウェストンの有名な作品「ペッパー」(https://www.sfmoma.org/artwork/39.208)の模倣を通じてライティングの演習を行いたいと思います。二回目以降では、それぞれ模倣する作家や作品を決めて制作を進めつつ、技術的な指導を行っていきます。

*第一回の持ち物:カメラ、レンズ(静物撮影の演習に適すると思われる機材)、上記アドレスで演習課題の「ペッパー」を確認し、近いと思われる個体を探して持参すること。

演習例

制作:大和田良 アーヴィング・ペン「After Dinner Games, New York, 1947」(http://www.artic.edu/aic/collections/artwork/144747)の模倣作品

制作:大和田良 アーヴィング・ペン「After Dinner Games, New York, 1947」(http://www.artic.edu/aic/collections/artwork/144747)の模倣作品

受講生課題制作例

制作:稲村泉さん(2016年受講) 「ジャック=アンリ・ラルティーグ  ”ルネ・ペルル” ”フロレット・オルメア”の模倣作品」

制作:稲村泉さん(2016年受講)
「ジャック=アンリ・ラルティーグ”フロレット・オルメア”の模倣作品」

制作:稲村泉さん(2016年受講) 「ジャック=アンリ・ラルティーグ  ”ルネ・ペルル” ”フロレット・オルメア”の模倣作品」

制作:稲村泉さん(2016年受講)
「ジャック=アンリ・ラルティーグ  ”ルネ・ペルル”の模倣作品」

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