日本最大級の都市型アートフェスティバルをもつプラットフォーム、「T3」は今年で7回目を迎えます。今年は東京・八重洲、日本橋、京橋、そして銀座までエリアを拡大して2025年10月4日(土)より開催いたします。
都市型アートフェスティバル「T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO」を皮切りに、アートフェア「T3 PHOTO ASIA」など、10月27日(月)まで24日間に渡って様々な企画で盛り上げて参ります。
2025年度のテーマ|「庭 / Garden」
フランスの庭師・思想家ジル・クレマンは『動いている庭』において「できるだけあわせて、なるべく逆らわない」と語り、外来種や偶発的な変化を排除せず、むしろ受け入れながら共存していく“生きた庭”の可能性を説きました。そこにあるのは、完璧な管理や静的な秩序ではなく、混ざり合い、動き続ける生命の力です。
本年、T3はそうした「庭」を写真表現によって都市空間に持ち込みます。
人間によって設計された、最も象徴的な人工の秩序である「都市」に、異物のように差し込まれる写真作品や展示の数々。それらは、外来種のように空間と混ざり、拡張し、新たな「庭」をかたちづくっていきます。
銀座から京橋、八重洲、日本橋に点在する「庭」が、訪れる人々との偶発的な出会いや交わりを生み出す事で、新たな都市の可能性を見出すことができるとしたら。東京という都市が、内に秘めるまだ見ぬ風景を写真によって生み出していきます。
展示情報はT3 公式ホームページにて順次公開中!
皆様のご来場をお待ちしております。