本年度も写真フェスティバル 御苗場とT.I.Pとの連携で、写真や映像のハウツー講座や作品づくりに特化した対談など、オンラインイベントを開催します。

▷参加費◁
・8講座おまとめチケット:7,000円(税込)
・各講座:無料の講座から3,000円(税込)の講座まで
※販売は各講座の開催時間の1時間前まで
※各講座翌日より1週間限定でアーカイブ配信を行います。当日ご参加いただけないという方も、アーカイブ配信でお楽しみいただけます。

チケットお申し込み、料金の詳細はこちら


▷参加方法◁
無料トークと有料トークで参加方法が異なります。
■有料トーク
オンラインアプリ・ZOOMウェビナー、YouTubeの限定公開にて行います。
各講座開催日の前日以降、開催時刻までに講座参加のためのURLをお送りいたします。
※ZOOMにサインインしない状態でアクセスすると、メールアドレスの入力を求められますが、アカウントがなくてもご参加は可能です。
■無料トーク
御苗場オンライン会場(※)にて行います。
各講座開催日の前日以降、開催時刻までにオンライン会場への入場URLをお送りいたします。

※御苗場オンライン会場とは
今回の御苗場はリアル会場とは別に、オンライン会場を用意しております。まるで現実のような空間を楽しめるオンライン会場「oVice」にご入場いただき、無料トークイベントをお楽しみくださいませ。
また、当イベントの他にも、作品展示期間(5月20日~23日)には、出展者の作品をご覧いただけるフロアもご用意しております。リアルの会場と同じように、オンライン会場内を移動しながら、出展者の作品を楽しみ、出展者との雑談も可能になっております。
ぜひ、この機会に新しい写真展をお楽しみくださいませ。

開催スケジュール

 

■5/14(金)19:30-21:00 御苗場オープニング&もろんのん×えとみほ ~Snapmart創業者と語る、SNS時代のフォトグラファーのブランディング~

19:30-20:00 御苗場のオープニングセレモニーとして、御苗場の楽しみ方やイベントの紹介をお届けします!
20:00-21:00 雑誌「Hanako」でトラベルとラグジュアリーホテルの連載をもち、書籍『弘中綾香の純度100%』での写真撮影などでも活躍する もろんのん さん。そして、そんな彼女をキャリア初期より知るストックフォトサービスSnapmart創業者の江藤美帆(通称 えとみほ)さんが、SNS時代のフォトグラファーのブランディングについて語ります。写真家にとって切り離すことが出来ないSNSをどう捉え活用するかについて知る貴重なトークです。

もろんのん×えとみほ


もろんのん

フォトグラファー。明るくポップな世界観を切り取るフォトグラファー。人物、トラベル、企業の広告撮影などを担う。
雑誌Hanakoでトラベルと、ラグジュアリーホテルの連載をもつ。写真の楽しさや撮影講座などを、全国のセミナーや自身のYouTubeを介して伝える。Instagramで9万超えフォロワー。YouTube「もろんのんTV」で6万チャンネル登録者数を突破。


江藤美帆(えとうみほ)

株式会社栃木サッカークラブ(Jリーグ所属「栃木SC」)、取締役マーケティング戦略部長。株式会社ノジマ、社外取締役。米国にて大学卒業後、Microsoft、GoogleなどのIT企業勤務、起業などを経て、広告代理店在籍中にWebメディア「kakeru」を立ち上げ初代編集長に就任。その後同社にてスマホで写真が売れるアプリ「Snapmart」を企画開発。上場会社への事業譲渡後、スナップマート株式会社代表取締役に就任。2018年5月より現職。JリーグクラブのtoC向け事業(チケット・ファンクラブ・商品化等)を統括。近著に「アスリートのためのソーシャルメディア活用術(共著・マイナビ出版)」がある。

■5/15(土)13:30-15:00 風景とは何か?~身体と風景の関係について考える~

写真家中西敏貴さんが刊行した写真集『Kamuy カムイ』。北海道のカムイをテーマとして、リアリティと抽象の間の独特な風景表現が印象的な作品をもとに、インデペンデントキュレーターの小髙美穂さんとお話いただきます。風景の考え方、アーティスト達がどのように風景を捉えて来たか、現在の写真家が観ている視点とこれからの風景写真について考えます。

中西敏貴 × 小高美穂


中西敏貴

1971年大阪生まれ。1989年頃から北海道へと通い続け、2012年に撮影拠点である美瑛町へ移住。農の風景とそこに暮らす人々をモチーフに撮影を行う。近年は大雪山とその麓に広がる原生林にも意識を広げながら、自然の造形や、生命、人間との関わりへの視点を深化させ、理想とする風景のあり方を探っている。2020年9月、キヤノンギャラリーSにおいて写真展「Kamuy」を開催。日本写真家協会会員、日本風景写真家協会会員、日本風景写真協会指導会員、Mind Shift GEARアンバサダー


小髙美穂

キュレーター。1980年神奈川県生まれ。上智大学英文学科卒業後、FalmouthCollage of Arts(イギリス)写真学科修士課程修了。フォトエディターやギャラリー勤務を経て独立。写真を中心とする展覧会のキュレーションや、コーディネート、作家マネージメント、執筆を中心に、日本と世界をつなぐ様々なフィールドで活動している。2015年東京国際写真祭、2017年T3 Photo Festivalにて展覧会キュレーターを務める。2019年表参道画廊での「家族系統樹」展キュレーション、2015年より国際写真賞「Prix Pictet」東京展のコーディネート及びキュレーションを担当。日本大学芸術学部写真学科非常勤講師。


■ 5/16(日)13:30-14:30 表現とは何か?音楽の力、写真の力

シンガーソングライター Chage(チャゲ)さんと写真家 テラウチマサトさんが送るスペシャルトークイベント。「音楽での表現」と「写真での表現」、それぞれのジャンルで表現を突き詰めてきたお二人に表現として伝えるためにお互いが感じてきたこと、現在感じていることをお話をいただきます。

Chage(チャゲ)× テラウチマサト


Chage(チャゲ)

1958年生まれ。福岡県出身。シンガーソングライター。1978年「第15回ヤマハポピュラーソングコンテスト」福岡大会でグランプリを獲得。「最優秀歌唱賞」を受賞した飛鳥とデュオを結成し、1979年「チャゲ&飛鳥」として「ひとり咲き」でデビュー。以降、ユニットとして数多くのヒット曲を生み出すかたわら、1984年 石川優子とデュエットし、今でも夏の定番ソングとして親しまれている、「ふたりの愛ランド」をリリース。現在はソロとして精力的に活動する。2020年12月 NEW ALBUM 「Boot up!!」をリリース。
公式サイト:http://chage.jp


テラウチマサト

写真家/御苗場プロデューサー。
1954年生まれ。日本実業出版社を経て1991年に独立。ポートレイト、風景、プロダクトから空間まで、独自の表現手法で常に注目を集める写真家。中でも、ポートレイト作品においてはこれまで6000人以上の俳優、モデル、タレント、経営者などの著名人を撮影。また、風景作品では、その場所の魅力を着実に捉える力を評価され、行政からの撮影要望も多い。2012年パリユネスコ本部より招聘され、ユネスコのギャラリーにて写真展を開催。2016年、富士山頂浅間大社奥宮にて画家ユタカムラカミと共に個展を開催した。モノやコトの“隠れた本質”を捉える着眼点や斬新な表現手法に、イベントプロデュースから、町興しのオファーも集まる。写真家としてのクリエイティビティを活かした幅広い創作活動を得意とする。米国マサチューセッツ工科大学で講演するなど、海外からも高い評価を得ている。http://www.terauchi.com

■ 5/18(火)20:00-21:00 7秒で自分の世界に連れて来る方法 ~離脱させないために取り入れること~

人の印象出会って15秒で決まるという話があります。動画の場合はそれよりも短く7秒が平均だと言われています。もしそうであれば動画の冒頭で自分が表現したい世界に視聴者を引き込めるのかによって動画の印象がガラッと変わるわけです。
今回はどのようにして人を引きつけるような動画を撮ることができるのか、そしてそれはどのようにして作りあげられるのかを紐解いていきたいと思います。
プロの動画クリエイターのアイディアを出すためのブレインストーミングや構想作成、シューティングと編集。多くの手順のなかでどのようなことを大切にしているのかを解説します。


Takakura Daisuke

Filmmaker / Producer / Director
外語大卒、大手グローバルIT企業にて3年務め独立。フィリピン政府観光省・ドイツ政府観光局・DJI・SONY・ANKERなどの映像・写真を多数手がける。企画立案・撮影編集・ドローン操縦・キャスティングなど全て一貫し受託するワンストップ制作を行う。飲料・飲食・紳士服店のTVCMにも役者として出演実績を持ち、出る側と撮る側という両極端の環境を活かしたユニークな製作を得意とする。愛犬家・ヴィーガンであるなど、生物・地球環境問題にも積極的に取り組んでいる。

■ 5/19(水)20:00-21:00 作品を世に送りだす為のポートフォリオレビューってなに?

マイケル・ケンナなどを講師に招きオンラインでマスタークラスを開催している野辺地ジョージさんが、作品を世に送り出すための方法についてトーク。ポートフォリオレビューとは?受講する際のポイント、開催場所、現在の動向や日本の作家として海外のキューレーターに作品を見てもらう希少なチャンスをどう活かすか?など、ポスト・コロナのポートフォリオレビューの活用の仕方・ティップスについて知る1時間。


野辺地 ジョージ

1980年東京都生まれ。2014年にそれまで就職していた金融業界を辞め、写真家への道を歩むためSanta Fe Photographic Workshopsでインターンとなる。3年間に渡り一人旅をしながら初のシリーズ Here. Still. (静寂はここに)を作成、2017年にCritical Massで受賞、後Detroit Center for Contemporary PhotographyやCenter for Creative Photographyのコレクションに収められ、キャリアの突破口となる。作品はPDN、ハフポスト、アサヒカメラ、ニューズウィーク、Fraction、Vostok等で掲載されている。個展はドイツ、アメリカ、メキシコ、イタリアで開催され、2020年NYのPhotoville写真祭でも展示されている。ポートフォリオレビュー歴にはReview Santa Fe (’18)、 FotoFest (’18, ’20)、 PhotoNOLA (’17, ’20)、Filter (’18)、Kyotographie(’17)、六甲国際写真祭 (’17, ’18)等がある。メキシコのPatricia Conde Galeria、米のA Gallery for Fine Photographyとのリレーションシップもレビューより生じた物である。
NOBECHI CREATIVE https://www.nobechicreative.com

■ 5/20(木)21:00-22:30 鏡としてのセルフポートレート ~「きっと誰も好きじゃない」が生まれた理由~

時間を共にし、話したことや出来事を、相手に撮ってもらった高木さん自身のポートレート写真とあわせて綴り、出会い系アプリで知り合った男性とのエピソードをFASHIONSNAP.COMで連載。その後、写真集「きっと誰も好きじゃない」を刊行。その企画に初期から携わっていたアート・プロデューサー、深瀬昌久アーカイブス 創設者・ディレクターのトモコスガさんをお呼びして、企画がどのように作品へ昇華していったプロセスを作品の内容を交えながらお二人にお話しいただきます。


髙木美佑 ×トモコスガ


髙木美佑/Miyu TAKAKI 

1991年生まれ、東京都在住。 日本大学芸術学部写真学科卒業。セルフポートレートや 自己の体験を中心に作品制作を行う。 2012年写真新世紀 佳作(椹木野依選)、2016年 TOKYO FRONTLINE PHOTO AWARD 選出、2019年 SHINES ファイナリスト。主な展示に「写真新世紀受賞作品展」(東京 都写真美術館/2012)、「Takashi Tsuda / Miyu Takaki Split exhibition」(ビジュアルアー ツギャラリー東京/2013)、「NEW VISIONS #3 」(G/P Gallery Shinonome/2016)、 「snack food collection/MY 50 T-SHIRTS」(QWERTY Gallery/2020)、「T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO 2020(招待作家)」など。 2020年12月に初の作品集「きっと誰も好きじゃない。」を刊行。 https://www.takakimiyu.com


トモ コスガ

東京都生まれ。アムステルダム在住。アート・プロデューサー、深瀬昌久アーカイブス 創設者・ディレクター。監修・著書に『MASAHISA FUKASE』(英語・仏語版:Éditions Xavier Barral刊、日本語版:赤々舎刊)。写真分野を中心に展覧会キュレーションや文筆を担う。共同を含むキュレーションを担った展覧会として、深瀬昌久「Private Scenes」(オランダ・foam 2018年)、深瀬昌久「遊戯」(Kyotographie 2018年)、深瀬昌久「L’incurable Égoïste」(アルル国際写真祭 2017年)、深瀬昌久「救いようのないエゴイスト」(Diesel Art Gallery 2015年)のほか多数。YouTubeチャンネル「トモコスガ言葉なき対話」にて写真表現の現在をヨーロッパから日々発信中。

■ 5/22(土)11:00-12:00 フォトグラファー向けCinematic Vlog入門講座

昨今の動画人気から映像制作に興味を持っているフォトグラファーは必聴。手持ちのカメラの動画機能を実際に使った事がない、とりあえず撮ってみたもののどうして良いのかわからないという悩みを抱えている方に向けて映像作家のAUXOUTさんが、写真技術を活かしたCinematic Vlog制作に必要なノウハウをレクチャーします。



AUXOUT

趣味として日常の風景や旅行を映画のワンシーンの様に切り取る「Cinematic」な作品を作り続けている週末フォト・ビデオグラファー。独学でプロのような映像表現を追求し、SNSに投稿する作品が国内外で多くの反響を呼び、カメラを始めて約4年で総フォロワー数は約25万人、作品で使用されているオリジナルのLUTは160ヵ国以上でダウンロードされるなど映像制作者から注目を集めている。
Twitter @auxout_jp/Instagram @auxout.jp/YouTube AUXOUT


■ 5/22(土)19:00-20:15 出版社とギャラリーの口説き方 ~Case Publishingから出版、AKIO NAGASAWAギャラリーでの個展まで~

Case Publishingから写真集「Vortex」を出版後、AKIO NAGASAKAギャラリー所属として活動している写真家 ヤマウチタカモトさんが、写真集出版やギャラリー所属作家になるまでのプロセスで、今までの出版社やギャラリー所属作家になるまでの効果的だったプレゼンテーションについてお話を頂きます。また、Case Publishingの大西さんをお呼びして、実際の売り込み側と受け手側の視点でお話を頂きます。

ヤマウチタカモト × 大西洋


山内貴元(ヤマウチ  タカモト)

アメリカ留学時にBarat College of Depaul Universityやシカゴ美術館付属美大、International Center of Photography等で写真を学ぶ。帰国後、個展開催や写真集 ”from dusk”(TIP Book)、”till dawn”、”VORTEX” (Case Publishing)が出版されるなど、東京を拠点に精力的に創作活動を行う。人間の深層心理を色濃く投影したモノクロ作品が特徴。Akio Nagasawa Gallery所属。


大西 洋(おおにし ひろし)

1966年生まれ。株式会社shashasha、株式会社case  代表取締役。
金融機関勤務、投資会社設立を経て2008年に美術情報誌 Articleを創刊。2012年より日本とアジアの写真集にフォーカスしたオンライン書店 shashasha.co をスタート。2015年には、case publishingを設立。「表現としての本」をマニュフェストとし本の新しいメディアとしての可能性を追求、精力的に活動をしている。



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