アレハンドロ・チャスキエルベルグは、4X5の大判フィルムカメラを使った「月明かりの下の長時間露光撮影」で知られる写真家です。彼のシグネチャー・スタイルともいえるその撮影方法から生み出される幻想的なイメージは、一度見たら忘れることは出来ません。同時に、ロマン派の絵画を彷彿させる彼の作品が、実際にそこに暮らす人々を、実在するロケーションで撮影したドキュメンタリー作品である事も特筆すべき点です。彼は、その独特の手法によって、現代の写真家にとって最大のチャレンジである「いかに自分の作品に注意を惹きつけ、写真家の伝えたいメッセージを見る側に伝えるか」をクリアした類まれな作家のひとりです。
今回開催されるアレハンドロ・チャスキエルベルグによる2日間の特別ワークショップは、このアレハンドロの独特の撮影技法を作家本人から学ぶこと、また実際に作家の制作プロセスを体験していただくことにあります。この講座を通じ、参加者は様々な光源を使った長時間露光による真夜中のポートレイト撮影方法を講師より学びます。さらに、ご自身でも夜のポートレイト撮影を行って頂きます。撮影、作品レビュー、グループディスカッションを通じ、トップフォトグラファーの下、作品制作における考え方や、制作プロセスを学ぶ貴重なワークショップとなります。
尚、今回の講座は写真家・上田義彦氏のご協力のもと、東京国際写真祭のサテライト会場でもあるGallery 916 smallでおこなわれます。ぜひ、この機会にふるってご参加ください。
2015年10月30日(土)10:00-23:30
10:00-11:00 アレハンドロ・チャスキエルベルグによるイントロダクション
11:00-12:00 参加者による自己紹介
12:00-13:00 休憩
13:00-17:00 参加者作品のレビューとディスカッション
17:00-17:30 休憩
17:30-19:00 夜のポートレート撮影に関するレクチャー
19:00-23:30 野外撮影
2015年11月1日(日)13:00-17:00
13:00-15:00
参加者が前日撮影した作品のレビュー
15:00-17:00
講師作例紹介とレタッチなどのレクチャー
タイトル |
東京国際写真祭 特別ワークショップ アレハンドロ・チャスキエルベルグ |
開催日程 Date |
2015年10月30日(土)10:00-23:30 |
開催場所 Place |
Gallery 916 small http://gallery916.com/ |
参加条件 |
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参加費 |
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持ち物 Belongings |
カメラ ポートフォリオ 三脚 レリーズ ラップトップPC 懐中電灯 |
定員 Capacity |
12名 |
最少催行人数 |
6名 |
お申込み方法 & ご注意 |
■ご参加お申込みから当日までのフロー 3. Peatixから自動返信メール(受付完了)が届きます。 4. 当日会場にお越しください。 ※内容に変更がある場合など、Peatixメールよりご連絡させていただきます。 ●お申込み前のお問合せ等は、tipf-event@tip.or.jp宛てに、「TIPFイベント問い合わせ」と記載し、お気軽にご連絡ください。 ※お申込みは先着順となります。 ※録音・録画はできません。 ※当日の進行については予告なく変更となる場合があります。ホームページをご確認ください。 ※お申込み受付後のキャンセルは規定の料金が発生致します。 開催7日前~5日前のキャンセル…料金の30% 開催4日前~2日前のキャンセル…料金の50% 開催前日・当日のキャンセル…料金の100% ※ご連絡事項はメールにてお送りいたします。 ※キャンセルの場合は、必ずご連絡下さい。 ※最少催行人数に達しない場合、不催行となる場合がございます。 ご不明な点はお気軽にお問い合わせ下さいませ。 |
講師:写真家・アレハンドロ・チャスキエルベルグ
Alejandro Chaskielberg
アルゼンチンのNational Film and Audiovisual Art Instituteでディレクターオブ
フォトグラフィーを務める。2011年にソニーワールドフォトグラファーオブザイヤー
においてベストフォトグラファーオブザイヤーを受賞。また同年、POYIのポートレイ
ト部門においてラテンアメリカピクチャーオブザイヤーを受賞。2009年のBurn
Emerging Photographer Grantの受賞者であり、スペインのSCAN’09でTalent Latent
Award、ボストン大学のLeopold Godowsky Jr. Award、アメリカの写真雑誌pdnが選ぶ
最も注目すべき世界の新進作家30名の1人にも選ばれている。