ワークショップ開催中!
What's Magnum Workshop Tokyo
マグナムフォトは、この度東京にて開催されるオフィシャルワークショップをTokyo Institute of Photographyとのコラボレーションのもと開催します。このワークショップは、マグナムの所属写真家であるアントワン・ダガタと、ヤコブ・アウ・ソボルを講師として迎え行うものです。
このワークショップは、写真に対して一定の技術と経験を持った写真家を対象としています。このワークショップは、写真表現において重要な要素である物語性やストーリーテリングに興味を持ち、自らの作品とキャリアを次のステップへ進めたい方に向けたものです。
ワークショップの応募者の方は、応募時に作品制作のサポートをしてくれるワークショップ講師を選ぶことができ、最大限応募者の希望を優先致します。
5日間にかけて、それぞれのマグナムフォトグラファーが、受講生のグループを率いて、撮影、レビュー、グループ講評、指導、編集といった日々のプログラムを行っていきます。参加者は、講師のアドバイスのもと1つの編集された作品を完成させ、最終日にスライドプロジェクトという形で発表します。
また、世界で最も歴史のあるイギリスの写真雑誌「The British Journal of Photography」による特別パートナーシップのもと、同誌編集者とマグナムの講師がそれぞれのグループより1名のフォトグラファーを選出。「The British Journal of Photography」の公式ウェブサイトにて、選ばれた作家の作品とインタビューが掲載されます。同記事は、マグナムの公式サイトのエデュケーションページにも合わせて公開されます。
このワークショップは、新たなテクニックを学ぶためのワークショップではなく、参加者である個々写真家のヴィジョンを伸ばすためのものです。参加者は、自分が作品制作をする上で使用したい機材を持ち、いつでも写真が撮れる状態で参加することが求められます。ワークショップは英語および日本語で行われます。1つのクラスは1人の講師につき12人の生徒を1グループとした2つのグループによって行われます。それぞれのグループには、英語と日本語が話せるアシスタントがつき、技術的な部分での通訳のお手伝いをしますが、基礎的な英語の理解力が必要です。
ワークショップは速いペースで 行われるため、マグナムは参加者がデジタルでの作品制作、編集を、自身のラップトップパソコンにて行う事を強く推奨します。フィルムでの参加も可能ですが、限られた時間での制作および、制作コストなど負担については、個々人が責任を持って行ってください。また、各参加者が、ワークショップ期間中に発展させたいプロジェクトもしくは現実的なプロジェクトのアイデアを持って参加する事、および事前にプロジェクトに必要なリサーチなどを済ませてから参加する事を推奨します。
(写真上)
チェン=チ・チャン
(C) Chien-Chi Chang / Magnum Photos
(写真中)
クリストファー・アンダーソン (2007年フランス・ペルピニョンでのワークショップ風景)
©Ian Berry / Magnum Photos
(写真下)
デビッド・アラン・ハービー (2007年フランス・ペルピニョンでのワークショップ風景)
©Ian Berry / Magnum Photos