この度、東京・京橋72 Galleryにて、
伊藤之一×高崎勉 写真展『Commercial Photographer's Battle』を開催致します。
広告写真を生業にしながら作品制作にも真剣に取り組んでいる二人の写真家。
その二人が作品を通して真剣勝負する展示を試みる。
作品創りで得たインスピレーションを広告写真に活かしているという伊藤之一は、太陽光と人工光、自然物と都市物という対比ができる過去の作品「ハレ」と撮りおろし「スキマカメラ」の2シリーズから、そのコントラストあるいは共通項を改めて感じてみることのできる展示に挑戦している。
一方、作家指向とコマーシャルワークの微妙なバランスを狙う高崎勉は、震災の影響でお蔵入りとなった「群青」を、震災から2年経過したいま敢えて自然への畏怖の念をこめて、「平安」を「青」という隠喩に託した展示にチャレンジしている。
会期中はトークバトルも開催!どうぞお楽しみに。
「ハレ」と「スキマカメラ」©Yukikazu Ito「群青」©Tsutomu Takasaki
展示タイトル 伊藤之一×高崎勉 写真展『Commercial Photographer's Battle』 会期
2013年7月24日(水)~8月9日(金)
好評につき会期延長!8/16, 17, 18 ご鑑賞いただけます
【夏季休館のお知らせ】8/10-8/15休館となります関連イベント
8月3日(土) 16:00~17:30 伊藤之一×高崎勉トークバトル
参加費3,000円/要予約開館時間 水~金 12:00~20:00/土・日・祝 12:00~19:00
最終日は17:00まで休館 月・火 会場
問い合わせ先72Gallery (TOKYO INSTITUTE OF PHOTOGRAPHY内)
〒104-0031東京都中央区京橋3-6-6エクスアートビル1F
TEL:03-5524-6994
photo@tip.or.jp
伊藤之一 (いとう ゆきかず)
1966年愛知県生まれ。1991年日本大学芸術学部写真学科卒業 2000年博報堂フォトクリエイティブを経て、伊藤写真事務所設立。広告写真制作を主軸に、自主制作を継続的に発表している。主な写真展に「入り口」銀座ニコンサロン「雨が、アスファルト」エプサイト「隠れ里へ the invisible scene」RING CUBEがある。主な写真集に「入り口」「雨が、アスファルト」「ハレ」「電車カメラ」(ともにWALL刊)がある。自身の生活圏である都市部を中心に人工と自然の交錯する繊細な光の描写をコンパクトデジタルカメラを使い定着することに近年、力を注いでいる。
高崎勉 (たかさき つとむ)
1967年富山県生まれ。1987年東京工芸大学短期大学部写真技術科卒業。1999年アマナコーポレーションを経て、高崎写真事務所設立。広告撮影と並行し作品制作でも意欲的に活動中。主な写真展に「Professional photograph exhibition」レクトヴァーソギャラリー、「美・GLOW・輪」「Breath.」「Life」「Silhouette」ギャラリー・ヴィグロワがある。第65回毎日広告デザイン賞 発言広告の部 最高賞はじめ数多くの受賞歴を持つとともに、幅広い雑誌・書籍等で写真・作品が掲載されている。若手フォトグラファーの育成やJapanPhotoGlobe(日本の写真文化を海外へプロジェクト)にも積極的に取り組んでいる。